thirty_nine →hokuto ページ40
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修学旅行1日目の夜 。
樹「あっれ？箸がない」
「うっわまじか！早く食べてえ」
北人「ジャンケンで負けた人！」
「おっしゃーー！」
男同士の変なノリのジャンケンで負けた俺は
みんなが美味しそうにご飯を食べている最中、
箸を取りに 。
すると１人になった瞬間近づいてくる女の子達
本気でやめてほしい、
、、ほら 、また楓がこっち見てる
女の子と仲良くなっても傷つけちゃうだけだよ
早歩きで箸のあるスペースに向かうと
勢いよくぶつかってきた何か 。
『ぎゃあっ』
北人「うわっ、」
この声は女子か〜、と思ってると顔をあげたその子
、、橘、さん
『え、っと、あの、ごめんなさいっ、』
単純に、話してみたい
そう思っていたら橘さんの方から話しかけてきてくれて、
少しだけ、会話ができた
ほかの女の子にこう思わないのに
、、なんか俺おかしいかも
夕食が終わると部屋ではゲーム大会
初日の疲れもあったせいか 、
俺はいつの間にか布団の上で爆睡
樹「北人、先風呂入ったよー」
北人「うっそあと何分！」
樹「１０分(笑)」
北人「やっば！」
もっと早く言ってよ樹！
急いで済ませたものの
先生も一般客も修学旅行生もいる気配０。
、、むしろラッキーだったりして 。
独り占めの露天風呂は開放感がすごくて
気付けば１年前の夏から大好きなあの歌を歌っていた
いつのまにか熱が入っていく歌
まあ、俺しかいないし別にいっか
でも、サビに入った瞬間に重なってきた
透き通った声に気付いて 、
ここにいるのは俺だけじゃない、って分かった 。
俺の歌に自然と重なってきた歌声は、
紛れもなく女風呂からで 。
、、橘さんだ
１年前と変わらないこの声はきっと 、橘さん
、、声を重ねただけなのに 、
こんなに気持ちいいのはなんで 。
着替えるときも、あの瞬間が離れなかった
もやもやしながら脱衣場を出ると
『ボーカルになってください！』
急に頭を下げられて本当にびっくりして
でも内心すごく嬉しくて 。
やりたい 、この人と一緒に歌いたい
、、でも 。
俺は楓を守らなきゃいけないんだ
仲良くなったら、橘さんだって楓に、、
もうこれ以上、苦しい思いはしたくない 。
ラッキメンバー
武知海青
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こと(プロフ) - 640さん» ありがとうございます(^-^)これからもぜひご購読してもらえるとうれしいです！！ (2017年3月16日 20時) (
レス) id: 724aa48070 (このIDを非表示/違反報告)
640(プロフ) - とっても面白くて一気読みさせていただきました。かずまくんにとてもキュンキュンしてます…笑 続編楽しみにしております！ (2017年3月14日 17時) (レス) id: 19fbf15ec5 (このIDを非表示/違反報告)
こと(プロフ) - 綾臣さん» ありがとうございますチカラになります（ ; ; ） (2017年2月13日 18時) (レス) id: 724aa48070 (このIDを非表示/違反報告)
こと(プロフ) - ちょこぷりんさん» ストーリーは変えることができないので、支障のない程度で登場させていただきます(^-^) (2017年2月13日 18時) (レス) id: 724aa48070 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこぷりん(プロフ) - えっと瑠唯が好きなので出してほしいです！ (2017年2月13日 0時) (レス) id: d2d9841abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こと | 作成日時：2017年2月11日 0時
