大人になれない僕と子供になりたいあんた (ページ2)

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一言ページ2

「くだらない」

この一言が彼を怒らせてしまったらしい。

教室にて、目の前には虐められている眼鏡君と

喧嘩の強いあいつら。今日は三人だった。

弱者が強者を虐めることは正しいのか？

いいや、そんな事はないだろう。
僕は正しい。思った事を伝えた迄だ。

それなのに、それなのに、

鈍い音と同時に目元に激痛が走り視界が歪んだ。

あぁ、俺は殴られたのだと、
そんなことを思いながら倒れ込む。

相変わらず気が早いヤツらだ。

まぁ底辺の高校だから、、、

いや、底辺の高校だからなんだ。
暴力はそんな理由では正当化されない。

暴力は人を守る為だけにしか使ってはいけない。

この状況で暴力を奮っていいのは俺だけだ。
眼鏡君を守るという正当な理由があるから。

そうして俺は殴り返した。

勿論、三対一で勝てるはずもなく、途中で教室に入ってきた先生に止められた。

最終的に俺は保健室のベットで寝る事になった。

「アイツら、今頃怒られてるかな。」

でもそんな事はどうでもいい。
もうゆっくり休みたい、
流石に疲れてしまったみたいだ。

少しずつ、意識が夢の世界へと向かう。

薄れる意識の中、扉が開く音が聞こえた。

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現段階での登場人物

(新しいキャラ出る度にその回で紹介します)

卯月翠 (ｳﾂﾞｷｽｲ) ♂ 高校三年生

主人公。自分の意志を曲げない。

正しい事は正しい、間違ってる事は間違ってる。

正しくないことは嫌い。素直で真っ直ぐ。

眼鏡君は次名前出します。多分。

ヤンキーは名前は出ません...

ですがやつらはイケメンです。きっと。