ヤキモチ【えんちょう。】 ページ23
スーパーからの帰り道
「ねぇねぇ〜君Aちゃん？」
と突然金髪でピアスを開けたチャラそうな男性に話しかけられる
「え、はい。そうですけど…」
誰この人…
「やっぱりっ！彼氏からよく聞いてるよ」
嬉しそうに笑う男性に
えんちょうさんの知り合いかな？
若干えんちょうさんに似てる気がする…
とか思いながら不思議そうに見ると
「あ、俺は…えびすって呼んでっ」
「えびす…さん？」
「そそ、今帰るとこ？」
とAの持ってた袋を指さす
「え、あ、はい。そうです」
と愛想笑いを振りまくとえびすは
「どうせ俺も今からえんちょうの家に行く予定だし、それ持つよ。重いでしょ？」
とAの返事も聞かずにビニール袋を取り上げる
その姿に一瞬驚きつつも
「ありがとうございますっ」
と笑顔でお礼を言うと2人で家まで帰った
━━━━
「ただいま戻りました」
「お邪魔しま〜す」
そそくさと靴を脱ぎ、キッチンに向かって荷物を置くえびす
あれ、キッチンの場所いつ教えたっけ？
と疑問を持ちつつキッチンへ向かい買ったものを冷蔵庫にしまおうとするA
するとお風呂場からお風呂上がりえんちょうが出てきた
「あ、A帰ってたんだ。おかえりー」
と若干水が滴る髪をタオルで拭きながら「アイス〜」と冷凍庫を漁る
「あ、そう言えばえんちょうさんお客さんg…」
とAが言う声が
「おっ！やほ〜！！」
とえんちょうに飛びつくえびすの大声にかき消される
「えっえ。なにっ？なんでお前がいんの？」
かなり困惑した様子のえんちょう
「兄貴の彼女に会いたくて来ちゃったw」
と無邪気な笑顔で笑うえびす
「兄貴…？えっ！もしかして弟さん！？」
と今更ながら驚くAを見てえんちょうは呆れながら
「お前ちゃんと自己紹介した？」
とえびすに聞く
「名前は言った！」
とえんちょうから離れてドヤ顔を決めるえびす
その一言にため息をつきながら
「とりあえず、せっかく来たんだしゆっくりしていきなよ」
「ありがと〜！じゃあ一緒行こAちゃ〜ん」
とAの背中を押すえびす
「えっはいっ」
私は笑顔でジュースとお菓子を持ってえびすさんとソファーへ向かう
━━━━
私とえびすさんが仲良くなるのに時間はかからなかった
「んでさ〜そのゲームが━━」
「えーっ！そうなんですか？！」
2人とも好きなゲームが合うことからすぐに打ち解け合えた
━━━━━
ほんと配分苦手…次回に続きます
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベル(プロフ) - あっははぁ！すごい神だ！好みです (2021年12月22日 19時) (
レス) @page28 id: aa5565494f (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ。(プロフ) - めっちゃ好きです！推しが尊い！！リクエストなんですけど、添い寝とか看病とかどうでしょうか？できたらでいいので、お願いします！ (2021年5月20日 3時) (レス) id: c64c0910b5 (このIDを非表示/違反報告)
琴乃葉 みくる(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しい限りです！！更新頑張りますっ！！ (2021年4月3日 22時) (レス) id: 9ab103710c (このIDを非表示/違反報告)
みき - 最近読み始めてとてもドキドキさせてもらってます！無理しないように頑張ってください！ (2021年4月1日 23時) (レス) id: 11006f1e35 (このIDを非表示/違反報告)
琴乃葉 みくる(プロフ) - ふーちゃんさん» ありがとうございますっ！！！リクエストまで…良きですっ誠の感謝！！書いてきます！！！ (2021年3月15日 20時) (レス) id: 9ab103710c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kotonohamikuru | 作成日時：2021年2月26日 9時
