【影山飛雄】＊普通系彼氏はきっと無自覚恋愛中。ぱーと２＊【男主】 (ページ4)

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▼一直線ページ4

「うあああ！！！！Aさん！！！許して下さいぃ！！！！！！！！！！！」

「っるせえ！！！！黙れ！！！！！！返せ俺のハイスコア！！！！！！！！！」

大声で龍を怒鳴りつけながら、枕を投げ続ける。

怒りのあまり命中率はあまり良くないがその分威力がいつもよりも高い。

巻き込まれたくない部員たちは早々に部屋を出ているので関係ない人に当てて罪悪感に苛まれることもない。

腕に力をこめて全力投球。

届け、俺の恨み…！！！！

しかし、その枕の軌道はズレて股間一直線、龍の男の象徴にクリーンヒットした。

龍は何も言わずに敷かれた布団に倒れ込んだ。まあ枕だし大丈夫だろ。

「ふっ…勝った。」

「龍ぅぅううう！！！！！！！！！！」

夕の叫ぶ声が合宿所全体に響き渡った。

あ、バカ。そんな大声出したら…

「お前らっ！！うるさああああい！！！！！！！！！！」

大地来ちゃうじゃん。

大地は至る所に枕の飛んでぐちゃぐちゃになった部屋を見渡した。

「何をしてたか、説明してもらえるか…？」

ちょっと、何で俺見るの。主犯あいつらなんだけど。