【影山飛雄】＊普通系男子はきっと無自覚恋愛中。＊【男主】

▼低血圧 ページ24

毎朝毎朝飽きねーのかな…。
てかよく朝から高い声出るよね。


…まあ無愛想に対応してもだめだろう。

「うん、みんなおはよう。」

営業スマイルを振りまいて挨拶するとまた黄色い声が上がる。


…うるさい。朝だけでもいいから静かにお願いします。

自分の席に着くと隣の席のスガがからかうように話しかけてくる。

「ははっ、Aは今日もモテモテだなー！」


笑いごとじゃねーよ。俺は朝が苦手で朝には騒がれたくないんだ。



そんなこんなで迎えた放課後、俺は大地とスガ、それに龍と体育館に入っていく。どうやら夕が影山と日向に会ったようで体育館が騒がしい。

「おお！ノヤっさん！」

「おー！龍！！」

「「西谷！」」

皆西谷に会ったのは久々だったらしい。

「二対一で負けたぞ！！！」

「「相変わらずうるさい…。」」

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