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in地下室

青「お疲れ様。シャワー浴びてくるから、リビング集まってて」
緑・黄
「イエスサー」

ケイイチロウが出ていった地下室でサツキとミナトは後片付けを始める。

黄「今回も目新しい情報はナシ、と」
緑「当たり前じゃん。舐めないで欲しいよねー」
黄「ミナトの管轄だっけ?」
緑「そうやで。まぁほとんど部下に頼んでるけど」
黄「働きすぎじゃない?」

9区の幹部は色々な管轄をかけ持ちしているが、その中でもミナトはかけ持ちしている数が多い。

緑「そんなことないで?」
黄「本当?程々にしないと、またお休みになるよ」
緑「あれは勘弁やわー」

強制的に眠らされるくらいには。そしてその分の仕事は全部ケイイチロウに回される。コタロウの手によって。

黄「早いとこ片付けて、リビング行こ」
緑「そうやね」

俺が休んで大変なのボスやねんけどな、と思いながらも、ボスならいっか、と思考放棄するミナトであった。

in9区アジト リビング

青「みんな集まったー?」
紫「全員おりますよー」
青「じゃ、3・3に別れて今日の反省会」

交渉組
青「リョウガの右フリかな?ちょっと脇に隙があった気がする」
赤「えっ、ほんと?なんでだろう」
紫「どっか庇ってる、とか?」
青「あー、左腕じゃね?」
赤「そうかも……」
紫「ボスは急に俺に振るのやめて下さいよ」
青「え、結構時間あげたよ?」
紫「めっちゃ急いでリロードしたんですから!」
赤「間に合ってよかったね」
紫「もうまじで……」

あれで外したら面白かったなーと呑気に言うケイイチロウに、そしたら蹴り殺すつもりだっんでしょと返すリョウガと呆れ気味のキヨハルだった。

防衛組
桃「どうだった?」
黄「相変わらず、完璧な指示出しだったよね」
緑「敵のビックリした顔、面白かったよ」
桃「え、嬉し。2人はどうだった?って言ってもサツキは僕の周りにいたんだけど」
黄「ん〜、今回は真っ先にコタロウ狙ってくるやつ少なかったな、とは思った」
緑「俺が毒ガス撒いてたからじゃない?」
黄「なるほどね、辿り着いたやつも瀕死だったしね」

何人か部下を睡眠ガスで巻き込んだ、というミナトに睡眠ガスでよかったね、と心底思うコタロウとサツキだった。

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nana(プロフ) - 分かりました。ありがとうございました。これからも頑張ってください。 (2021年7月30日 16時) (レス) id: 4abcb9df84 (このIDを非表示/違反報告)
珠乃(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます。とてもいい案だと思ったのですが、自分が考えている設定と矛盾する点が出てきてしまうので、申し訳ないのですが……。ご期待に添えず申し訳ありません。稚拙ではありますがこれからもご愛読していただけると幸いです。作者より (2021年7月21日 23時) (レス) id: 3737864907 (このIDを非表示/違反報告)
N - 案なんですけど番外編とかで新メンバーを作ってその新メンバーがボスを追い詰めて「殺さないから一人の僕を仲間にしてほしい」というそれで仲間になる。みたいなやつどうですか? (2021年7月10日 20時) (レス) id: 4abcb9df84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠乃 | 作成日時:2021年4月8日 16時

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