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in9区 アジト
テーブルに並ぶご馳走の数々。それに目を爛々と輝かせるメンバー。
黄｢完全復活〜！！｣
桃｢いえ〜い！｣
緑｢Fooooo！｣
赤｢よっ！サツキ！｣
紫｢いや、うるさいわ！！｣
ソファの上ではしゃぐ4人に顔を顰めるキヨハル。あれから2週間。きちんと安静にしていたこともあって、サツキの体調は回復していた。まぁ、何度か脱走(訓練室へ)を試みてキヨハルが連れ戻していたのだが。
紫｢やっとサツキのお守りも終わりや……｣
黄｢キヨハルが過保護すぎるだけだよ〜｣
紫｢普通や｣
そんな会話も、もう数回目。ふと気がついたようにコタロウが顔を上げる。
桃｢あれ？ボスは？｣
緑｢そういえばいないね｣
赤｢あー、ボスなら……｣
忘れていたとでも言うようにリョウガが口を挟む。
赤｢俺のところで宴会してる｣
シン……、と一同に沈黙が落ちる。コタロウの顔はサァッと青くなり、ミナトの手は小刻みに震えている。
桃｢な、なん、なんで、、｣
赤｢この前の共同作戦の成功を祝って｣
緑｢そ、それ、ボス大丈夫だよね、？｣
話し合いを持ちかけられては最終的に喧嘩(戦争)になるケイイチロウを何度も見てきた2人からすれば慌てるのも無理ないだろう。対象的に、キヨハルとサツキは落ち着いていた。
黄｢みんな心配しすぎじゃない？？ボスだよ？大丈夫でしょー｣
紫｢そーそー、喧嘩になるのは向こうから吹っかけられた時だけだし。今回はましてやリョウガの実家だよ？｣
2人の言葉に少し顎に手を当てて考えていたリョウガが爆弾発言を落とした。
赤｢そう言えば、親父、ボスのこと引き抜きたいとか言ってたかも｣
今度は4人とも表情を失った。
桃｢はぁぁぁああああ！？ボスが抜けたら誰が統率すんだよ！？！？｣
緑｢しかも前線でも主戦力No.1なんだよ！？！？｣
黄｢今までの同盟全部無しになっちゃわない！？｣
紫｢そ、それはさすがにやばやろ！！｣
赤｢や、でも無理強いはしないって……｣
リョウガが言い終わらないうちに、4人が立ち上がる。
桃｢ボス迎えに行くよ！！｣
紫｢車回してくるわ｣
黄｢盗られたら困る｣
緑｢流石に、ね｣
赤｢だから、無理強いはしないっていってたよぉぉぉ｣
ご馳走を恨めしそうに見つめながらリョウガは4人に引きずられていった。
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nana(プロフ) - 分かりました。ありがとうございました。これからも頑張ってください。 (2021年7月30日 16時) (
レス) id: 4abcb9df84 (このIDを非表示/違反報告)
珠乃(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます。とてもいい案だと思ったのですが、自分が考えている設定と矛盾する点が出てきてしまうので、申し訳ないのですが……。ご期待に添えず申し訳ありません。稚拙ではありますがこれからもご愛読していただけると幸いです。作者より (2021年7月21日 23時) (レス) id: 3737864907 (このIDを非表示/違反報告)
N - 案なんですけど番外編とかで新メンバーを作ってその新メンバーがボスを追い詰めて「殺さないから一人の僕を仲間にしてほしい」というそれで仲間になる。みたいなやつどうですか？ (2021年7月10日 20時) (レス) id: 4abcb9df84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠乃 | 作成日時：2021年4月8日 16時
