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in9区アジト noside
青「じゃあ、最終確認するよ」
各々の戦闘服に着替えたメンバーが、リビングの机の周りを囲んでいる。
青「コタロウはまず俺と正面から。無理になったら逃げるから、わきまえること。リョウガのとこの人手もここに1番割いてるから。リョウガとミナト、別ルートから教会の地下へ行って敵の殲滅。マリファナとか見つけたらダメにしといて。キヨハル、500メートル先のビルから全部窓撃ち破るくらいの勢いでどんどん撃って。弾切れしないように多めに持っていってね」
桃・緑・赤・紫
「イエスサー」
地図で指さしながら各々の動きを確認していくケイイチロウ。それを確認しながら頷く4人。一通り説明が終わった後、ケイイチロウは4人の顔を見回す。
青「絶対に感情に振り回されないこと。振り回されて落ちるほど、あそこは弱くないから」
桃「……ボスが1番危ういけど」
青「分かってる。いざとなったら止めて」
桃「僕だけ責任おもっ」
茶化す口調ながらもコタロウの声はどこが重い。そんなコタロウにキヨハルが声を掛ける。
紫「もし止められへんくなったらインカムで呼んで。脚に撃ち込むから」
青「そうして」
最初の一文はコタロウに、次の一文はケイイチロウに向けたものだ。目線を送るキヨハルに頷くケイイチロウ。
緑「俺とリョウガが1番最初にサツキを見つけるってことやんな?」
青「そうなるね」
緑「俺がストッパーやん……」
赤「任せた」
緑「他人事みたいに言わんとって?」
軽く言うリョウガをミナトは軽く睨みながら小突く。
桃「そろそろ行きますか」
青「……行こう。誰一人、欠けるなよ」
桃・緑・赤・紫
「イエスサー」
4人の声が重なる。言われずとも捨て身で行くつもりは4人にはなかった。
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青・桃
正面から入り、引き付ける
緑・赤
別ルートから侵入後、サツキの確保
紫
狙撃で出来るだけの破壊
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nana(プロフ) - 分かりました。ありがとうございました。これからも頑張ってください。 (2021年7月30日 16時) (レス) id: 4abcb9df84 (このIDを非表示/違反報告)
珠乃(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます。とてもいい案だと思ったのですが、自分が考えている設定と矛盾する点が出てきてしまうので、申し訳ないのですが……。ご期待に添えず申し訳ありません。稚拙ではありますがこれからもご愛読していただけると幸いです。作者より (2021年7月21日 23時) (レス) id: 3737864907 (このIDを非表示/違反報告)
N - 案なんですけど番外編とかで新メンバーを作ってその新メンバーがボスを追い詰めて「殺さないから一人の僕を仲間にしてほしい」というそれで仲間になる。みたいなやつどうですか? (2021年7月10日 20時) (レス) id: 4abcb9df84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珠乃 | 作成日時:2021年4月8日 16時