もしもの話をするのはやめにしよう (ページ14)

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63 Haechan ページ14

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目の前の彼女の言葉がすんなり入ってこなくて
理解に時間がかかる

こいつ、何が言いたいのかわかんないんだけど

俺が好きで、Aは俺のこと好きなら
もうくっつくしかないじゃん？え、違うの？

「私のせいで今までのドンヒョクの時間、
すごい無駄にさせちゃったけど。でもね、
私たちまだ若い方だからいくらでも恋愛できるよ」

あー、腹立つわ

そーいうこと？
なんでか知んないけど色んな人に負い目感じて
ただのハッピーエンドじゃ自分が許せないから

また、俺から逃げようってこと？

へぇ、じゃあさ、

「Aは、俺がこの先違う子に
こんなことしてても何とも思わないの？」

彼女を抱えてもう1回ベットに沈める

わからせてあげるよ、嫌ってくらい
言葉じゃ頑固なAには伝わりそうにないし

「それは、ドンヒョクの勝手だから…｡
私がどうこう言えることじゃないじゃん…」

最初は唇だけだった口付けをだんだん
首、鎖骨って下げていく

こんなことしてても俺の勝手だからいいって？
ダメだ、腹が立って仕方ない

「んっ、いた、」

HC「んー？俺の勝手なんでしょ？
どの女の子にどんなことしようと。
Aはどうでもいいんでしょ？

例えば、俺がAに噛み付いたって、
ジェノと同じようにその先までしたって。

俺の勝手にさせてよ。」

彼女に服に手をかけようとすると
上から手を握られて阻まれる。

HC「何？」

「違うくて、ジェノくんとはその、」

HC「あ？」

「…キスしか、してない…です」

ねぇ、ほんとにこの子どうしたらいい？

そんなこと言っといて俺に手放せとか何様？

もう絶対許さない