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「見ーつけた。」
『…っ！？！？』
宿儺が虎杖君より優位に立つ事か出来たなら。
何らかの方法で、復活を遂げてる事が出来たなら。
この指を見つけに来ると思って、隠れて逃げて過ごして来たのに
見つけに来たのは、待ち望んでいた人物ではなく
私にとって絶望的とも言える言葉を吐き出す人物だった。
「悠仁の中の宿儺は祓ったよ。」
にこりと口元は笑っているが、彼が纏う雰囲気は重い。
「悠仁に全部飲み込ませた上で祓ったと思ったのにさ。」
目の前の彼の口元から笑みが消え
「なんで、君、
低く冷たい声が私に浴びせられた。
「自分で何してるか分かってる？」
矢継ぎ早に私を責め立てる。
その威圧に負けるものかと、ギュッと指を握った。
『宿儺は私のだ！！誰にも殺させない！！』
「ま、1本の力なら、この先受肉したとしてもすぐ殺されるよのがオチだろうけど。」
私の中に宿儺を入れれば
生涯共に出来る。
誰にも邪魔はされない。
目の前の彼にも
他の誰にも！！
そう思い立ってから早かった。
指を口の中入れて、呑み込んだ。
ゴクン。
得も言えぬ味に顔を歪める。
「はっ！狂ってんねー。死ぬかもしれないのに。人体には猛毒よ、それ。」
白髪の彼は、可笑しそうに嗤う。
そうだよ、私は狂ってる。
私の宿儺に対する愛情は、誰にも理解出来ないだろう。
『あはははっ！！そうだよ。狂ってる！狂ってるよ！！狂ってるの！！
だって、これは…』
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こっちゃむ(プロフ) - 朧さん» 朧様、コメントありがとうございます！(^^)夢主さんイカれてますので、食べちゃいましたねw 神作品と言って頂けて本当に光栄です。涙までっ！こちらこそ、感謝の気持ちでいっぱいです！また、別の作品で会えることを願ってます！読んで頂きありがとうございました(*^^*) (2021年2月14日 22時) (
レス) id: 04ce2c00fd (このIDを非表示/違反報告)
朧 - こんばんは！神作品を作っていただきありがとうございます。夢主が宿儺の指を食べた所は「え、それヤバナイ？」と思いましたwでも後でまた生きてくれてて良かったと思いました！過去編もめっちゃ泣けました。本当にありがとうございました！ (2021年2月13日 22時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - 猫人さん» 猫人様、コメントありがとうございます！(*^^*)数ある作品の中から目を通して頂けるだけでも光栄なのに、一気見、神作と、お褒めの言葉、大変嬉しく思います(*^^*) 最後までお付き合い頂きありがとうございました！(^^) (2020年12月29日 10時) (レス) id: 04ce2c00fd (このIDを非表示/違反報告)
猫人(プロフ) - 設定やストーリーがしっかりしていて一気に見てしまいました!とてもおもしろかったです。神作をありがとうございます!! (2020年12月28日 22時) (レス) id: 06ea173e41 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - 雪丗さん» 雪丗様、いつもありがとうございます！この話は終わりは決まってたのです(^^) 書き置きにオチまで載せてしまうとあれかなーと思って載せなかっただけなので！なんて言うか、勢いで書き切りました！！また、改めてメッセージ読ませて頂きますね！(*^^*) (2020年12月16日 17時) (レス) id: 04ce2c00fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっちゃむ | 作成日時：2020年12月14日 21時
