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「どうした？」
俺達が伊達に注目すると、佇まいを正し、コホンと咳払いを１つ。
あー、その…。と、照れ臭そうにした後言葉を口にする。
「俺、結婚するんだ。今度の2月7日に俺の親連れて、挨拶しに北海道まで行ってくる。」
その言葉に、俺ら3人は目を見合わせ
「こりゃ、めでてぇなぁ！！」
「伊達、おめでとう。」
「おめでとさん。」
各々の祝福の言葉を送った。
「皆、ありがとうな。」
照れてはいたが伊達の笑顔は、とても幸せに溢れていた。
「良い笑顔じゃねぇか、この野郎っ！！」
テーブル越しに俺がおちょくるように伊達の肩を軽く叩くと、
「俺にも幸せ分けろよー！！」
萩原は、抱きついた。
「萩原、離れろよ！！」
声は嫌がっているが、顔はずっと笑顔のまままだ。
「いいぞー萩原ー！もっと、やれやれー！！」
その2人のやり取りを茶化しながら、見ていると
「守っていかなきゃな。…この日本を。」
降谷がポツリと一言。
「相変わらずの愛国心だこと。」
「ははっ！俺は周りの人達守るだけで手一杯だ。降谷の奥さんになる人は大変そうだな！！」
「降谷なら、どっちも器用に守れそうだけどねー！二兎を追う降谷は、三兎をも得る。ってなー！」
「情けは人の為ならずって言うし。」
「今は凄く苦しい時かもしれないが、その後に幸せが絶対待ってるからよ。月並みの言葉しか言えないが、頑張れよ！俺らは何があっても降谷の味方だ。」
伊達の言葉に俺も萩原も賛同の意を込めて頷いた。
「ありがとう。伊達の門出の席には、立ち会えないだろうから、ここで目一杯お祝いさせてもらうよ。」
「お？我らが首席様が奢ってくれるって？？」
ささっとメニュー表を取ると、それに萩原は便乗する。
「じゃ、遠慮なくー！」
あれもこれもと頼もうとする俺らに、
「お前達、ほどほどにしないと明日の仕事に差し支えるぞ！」
と言う割には、俺はコレ、瓶で。と伊達も一緒に選び始める。
「…ったく。俺の財布の心配はしてくれないのか？」
そして、此処での唯一の被害者であろう降谷が呆れたように笑うのだった。
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こっちゃむ(プロフ) - イアデビルさん» イアデビル様、コメントありがとうございます！(*^^*) こうやってコメント残して頂けると大変原動になります！！続きも早くお見せ出来るように、頑張ります！(*^^*) (2020年5月19日 10時) (
レス) id: 04ce2c00fd (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ面白いです！うわぁ！松田さん！せっかく夢主ちゃんと一緒になれたのに！生きてー！続きめっちゃ気なります更新頑張ってください！ (2020年5月18日 18時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - ヒカルさん» ヒカル様、コメントありがとうございます！(^^) そう言って頂けて大変光栄です！鈍足更新ですが、これからもよろしくお願いします！(^^) (2020年4月22日 22時) (レス) id: 04ce2c00fd (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル(プロフ) - すごく素敵なお話すぎてキュンキュン超えて胸がギュンギュンします！！！！次の更新楽しみにしてます！！ (2020年4月21日 4時) (レス) id: d236199f8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっちゃむ | 作成日時：2020年4月14日 0時
