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『ふう。このくらいかな。』
沢山の炭を荷台に乗せ一息つく。
この生活もだいぶ板についてきたな。なんて自画自賛しながら、山を降りる準備に取り掛かった。
『よし、行こう!』
そして山を降りる前に、いつもしているようにお墓の前に立ち
『今日も炭を売ってくるね!全部売れると良いなぁ。道中、見守っててね!
いってきます!!』
“いってらっしゃい!”
5年ほど前に植えた
今年も桃色の花を綺麗に咲かせている。
“A!1人じゃ危ないから俺も付いて行くよ!”
炭治郎ならそう言ってくれるんだろうな
なんて思いながら、重たい荷台を引いて、ゆっくりと山を降り始めた。
山茶花
花言葉
困難に打ち克つ
ひたむきさ
でもね、炭治郎
あなたの声を
私は
もう
思い出せないんだ
芯が強くて優しさが滲み出てるような
あなたの声を…
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こっちゃむ(プロフ) - 豆腐さん» 豆腐様、コメントありがとうございます!(^^) そう言って頂けて、大変嬉しいです!!(*^^*) 伊之助の方も何となく終着点が見つけられたような…?という感じですので、もうしばらくお待ち下さい!(>_<) 応援して下さりありがとうございます!(^^) (2020年2月29日 13時) (レス) id: d587bb3c17 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - 炭治郎と夢主ちゃんのお話面白かったです!伊之助と夢主ちゃんの物語も気になりますね…!頑張ってください! (2020年2月28日 20時) (レス) id: 1a85cef6da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こっちゃむ | 作成日時:2020年2月19日 11時