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「ハロの喜び様…ちょっと妬けますね。僕よりAさんと一緒の方が良いってことか？」
運転席に乗り込んだ安室さんは、こちらをちょっと拗ねた様に見る。
『いえいえ、これはご主人様である安室さんとお出掛け出来るのが分かってるから、こんなに喜んでいるんですよ！』
「いや、これはAさんと一緒だからです。さっきまでこんなに喜んでなかった。」
『ふふ、じゃあみんなでお出掛け出来るのが分かったからじゃないですか？私だけじゃ、こんなに喜んでくれないですよ？？』
ねー、ハロー？と膝の上で尻尾をパタパタと忙しなく動かすハロを見る。
「アンっ！！」
と、また、元気よく鳴くと今度は運転席に飛び移り安室さんの膝の上で尻尾を振る。
「ご機嫌取りか？？」
なんて言いながらも、安室さんの表情は柔らかい。
ハロは撫でてもらえると嬉しそうに手に擦り寄り甘えた様にクゥーンと鳴くのだった。
「少し足を延ばして、ハロも目一杯走れる広場にでも行きましょうか！」
『良いですねー！』
ハロはAさんと一緒に後ろに座っててな？と、抱き上げ私に差し出した。
私がシートベルトをして、ハロを抱いたのをバックミラーで確認した安室さんは、流れる様な手つきで、シフトレバー、ハンドルを操作して車を発進させた。
後部座席から、運転席を見ていると
『前も思いましたが、左ハンドルに慣れてしまっているので、右ハンドルって違和感があります。』
「あのマスタングは、左ハンドルですもんね。でも、日本では何かと不便では？」
安室さんは、バックミラー越しにチラッと視線を投げかける。
その言葉に思わず、身を乗り出す勢いで返事を返した。
『そうなんですよ！！駐車券や料金所とか、ドライブスルーも大変ですよ！？駐車券に関しては左ハンドル用に両側から取れるのもあったりしますけど、大抵右側なので…！助手席に誰か座っていたら、取ってもらえるのにと何度も思ったことありますよ？』
私の熱弁さが面白かったのか声を上げて笑う安室さん。
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こっちゃむ(プロフ) - ルートさん» ルート様、コメントありがとうございます！そう言って頂けて本当に嬉しいです！書いてると、本当にこれ面白いのかな？とか思って挫けかけるので、本当に励みになります！亀更新ですが、完結はさせたいと思ってますので、これからもよろしくお願いします！！ (2019年1月8日 19時) (
レス) id: 7d2c15605b (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - Blue purpleさん» Blue purple様、コメントありがとうございます！あけましておめでとうございます！(^^) 亀更新で申し訳ないですが、これからも更新していきますのでよろしくお願いします！！ (2019年1月8日 19時) (レス) id: 7d2c15605b (このIDを非表示/違反報告)
ルート(プロフ) - 先程前のパートを読み終わりまさた。もうなんかもう引き込まれました…最後の終わり方がもうなんか凄いです語彙力がなくて上手く伝えられないのが悲しいです…ｗ続き今から見ます！とにかく大好きです！ (2019年1月8日 11時) (レス) id: 099aeabd28 (このIDを非表示/違反報告)
Blue purple(プロフ) - 明けましておめでとうございます！ (2019年1月8日 7時) (レス) id: f313cfa636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっちゃむ | 作成日時：2018年11月19日 5時
