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『ほとんどの場合、対象を冷却・冷凍させ現場から特科車輌を用いて運び出すんだけどね。その後、人家や人気の無い場所で安全に爆発させ処理する。でも、そうもいかない場合は…』
「バラすってわけか。」
『そういうこと。危険と隣り合わせの作業になる。完全防護は鉄則だよね。爆弾がどんな状態であろうと爆弾は、爆弾ってことは忘れちゃいけない。』
「どんな状態って？例えば？？」
『んー？不発に終わったものとか、犯人との交渉成功して止まったものとか？？』
「防爆服、あれ着てりゃ命は助かるのか？」
『火薬の量によっちゃ、無意味。お守り程度って考えといて。防爆服は生身で受けたときより1/100まで衝撃を下げてくれるみたいね。でも、手先は繊細な作業が必要になってくるでしょ？だから、手先は素手に近い。頭と胴はかなり高い防護を誇るけど、手足はそこまでじゃないから、失敗するとやられる可能性は高い。』
俺の目の前に座っているAは、俺に教えながらも、時折金属音を立てながら何やら作っている。
『防爆服、重いし暑いしで着てられるのも精々5分が限度。まぁ、海外で防爆服着てハーフマラソン走るチャリティイベントがあって、完走した強者もいるみたいだから、その辺は訓練次第だろうけど。』
「すげぇな…」
『…上には上がいるってこと。』
Aは、ポツリと呟くとぱたっと手を止めたのか、音がしなくなり口も閉ざした。
資料に目線を落としていた俺は顔を上げAを見る。
「ん？どした？」
『…んー？何でもない。私は、長い時間着てられることより、早さを極めた！昨日、八つ当たりをしてしまったお詫びに、爆処班エースと言われている私の技を授けよう！』
「あぁ、頼むぜ？エースさん？」
『あははっ！ありがとう！！』
その後は、資料を見ながら、専門的な知識を頭に叩き込んだ。
『よし、ある程度頭に入ったね。』
「あぁ。何とかな。」
『んじゃまぁ、これ、バラしてみて？』
と、今までいじっていたものを差し出してきた。
「これって…」
『そう、今作った。爆発はしないけど、ちゃんとタイマー動くからね？』
「へぇ。やってやろうじゃんか。」
先程から目の前で作っていたのはコレだったのか。
そりゃぁ、バラす知識がありゃ作る事も出来んだろうけど。
中隊長も言ってたもんな。
使われた爆弾再現してバラしてたって。
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Ahr(プロフ) - 好きすぎてまた戻ってきました！３周目いっきまーす‼️ (4月26日 22時) (
レス) id: bfc2ddf8fe (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - はわわさん» 美味しいですよねー(*´˘`*) 今年の夏もお世話になりそうです(*ﾟ∀ﾟ*) 伝わる人がいて本当に嬉しいです！(*^^*) (2022年5月18日 14時) (レス) id: 1838f625e8 (このIDを非表示/違反報告)
はわわ - やせうまが食べたくなったときはたまにしますね (2022年5月15日 1時) (レス) id: 7f8b0d6085 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - はわわさん» はわわさま、コメントありがとうございます！はわわさまもそうめんにきな粉かけて食べますか？(*´艸`) (2022年5月14日 2時) (レス) id: 1838f625e8 (このIDを非表示/違反報告)
はわわ - 大分！！私の実家も大分だわ！ (2022年5月14日 1時) (レス) @page17 id: 7f8b0d6085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっちゃむ | 作成日時：2018年11月7日 13時
