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『授業を始める前に、こんな女に教わるだなんて不安だとか、嫌だとか思うやつ居ると思う。私に勝てると思う奴いる？私が負けたら教官も機動隊も辞めてやっても良い。逆に私が勝ったら、大人しく授業を受けること。』
「んじゃ、俺ー！」
っと、先程“お荷物”発言をした生徒が立ち上がった。
『第一印象覆してあげる。見た目だけで判断したら痛い目みるよ？』
再び騒つく生徒の列。
150cmちょっとの身長に垂れ目なので実年齢より、幼く見える。いわゆる童顔ってやつだ。
だけど、Aさんは、俺らより4つ上。
2年の交番勤務を終えその後機動隊に志願し、今年で機動隊は2年目になる。
「あの状況は大丈夫なのか？」
萩原の正面に座っていた降谷が振り返り、萩原に尋ねていた。
「姉ちゃんより、奴を心配した方が良いくらい。羊の皮を被ったオオカミ。いや、ありゃ、ゴリ…言うのやめとこ。姉ちゃん地獄耳だし。」
ともかく、俺は知らねーぞ。お前ら、触らぬ神に祟りなしって言うだろ？
そう言うと、小さくなって前に座る降谷の背中で姿を隠そうとした。
前で対峙する2人は
大人と中学生ぐらいの体格差。
誰もがAが押される状況を想像しただろう。
しかし、響いた声は
「いでででっ！！…嘘だろ！？動かねぇっ！」
見事にアームロックを決められていた、生徒の声だ。
「…っくそ、外せねぇ。」
ーーー
高校の時、萩原んちに行った時に初めて会った時の事を思い出した。
萩原の妹にしか見えない出で立ちの彼女に
俺はこう告げたんだ。
「萩原にこんな可愛いらしい妹ちゃんいるなんてな。知らなかったぜ。妹ちゃん、よろしく」と。
すると
『今何て言った？』
ドスの効いた声が聞こえてきた。
すると萩原が慌てて、「ごめん！！姉ちゃん居ること教えてなかったんだ。悪気はないんだよ！」
と、言ってくれたのだが…
『ねぇ、ローリング・ソバット決めていい？』
俺に向かって構えたのだった。
「姉ちゃん！いきなりそれはダメ！絶対ダメ！俺のダチに回し蹴りのプロレス技なんて決めないで！俺が全面的に悪かったから！！今度組手の稽古付き合うから！！」
『そう？良かったね、君。研二が身代わりになるって。これで、私が研二の妹だという第一印象覆ったかな？』
ヒラヒラ手を振り去って行ったAさん。
萩原のお陰で技をかけられずに済んだが、ありゃマジの目だった。
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Ahr(プロフ) - 好きすぎてまた戻ってきました！３周目いっきまーす‼️ (4月26日 22時) (
レス) id: bfc2ddf8fe (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - はわわさん» 美味しいですよねー(*´˘`*) 今年の夏もお世話になりそうです(*ﾟ∀ﾟ*) 伝わる人がいて本当に嬉しいです！(*^^*) (2022年5月18日 14時) (レス) id: 1838f625e8 (このIDを非表示/違反報告)
はわわ - やせうまが食べたくなったときはたまにしますね (2022年5月15日 1時) (レス) id: 7f8b0d6085 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - はわわさん» はわわさま、コメントありがとうございます！はわわさまもそうめんにきな粉かけて食べますか？(*´艸`) (2022年5月14日 2時) (レス) id: 1838f625e8 (このIDを非表示/違反報告)
はわわ - 大分！！私の実家も大分だわ！ (2022年5月14日 1時) (レス) @page17 id: 7f8b0d6085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっちゃむ | 作成日時：2018年11月7日 13時
