留守番 ページ42
もうすぐ夏休みに入るという7月上旬。
末っ子の霖と留守番することになった。
今日は平日だが、双子の個人懇談があり霖は連れて行くと話どころじゃないとのことで、俺は午後から半休を取った。
だから双子とAは、今家に居ない。
たまには1人の時間を満喫すれば良いと、俺が出掛けるように勧めたので、昼過ぎから霖と2人っきりだったりする。
Aは、霖が1歳になるまでパン屋は長期休業しているので、今は専業主婦として、家事に育児にと専念している。
なので、俺は霖と長時間2人っきりになるのは、なんだかんだ実は今日が初めてだ。
家を出るときもひっきりなしに心配された。
『大丈夫？慶ちゃん呼ぶ？廣田さんの方が良いかな？』
「大丈夫だ。今までも短い時間だが2人で留守番している。個人懇談の後双子と買い物でも外食でもしてきたら良いんじゃないか？」
『本当？なら、お願いしよっかな。最近霖ばっかり構ってるから、爽雨も令弥にも寂しい思いさせてたし…。』
「任せておけ。ゆっくり羽を伸ばしておいで。自分の夕飯ぐらい自分で作るから。」
『何かあったら連絡してね？すぐ帰るから！霖の離乳食もストックが冷蔵庫に入ってるから、少し温めて食べさせてあげてね？』
「はい、はい。そんな心配しなくてもやっておくから。ほら、いってらっしゃい！」
『ありがとう！いってきます！」
霖を抱えて、心配顔のAを玄関で見送ってから2時間は過ぎた。
寝かしつけてベビーベッドに降ろすのも成功し、ソファに腰をかけ穏やかな時間を満喫していた。
背中スイッチとか聞くけど、寝たな。
母親居なくても、意外と大丈夫なもんだな。
と、リビングに置かれたベビーベッドで眠る霖を見てそんな事を考えていた。
しかし、それの考えは甘かったと30分後の俺は学習することになる。
ふぇーーーんっ！！
「りーんー？？どうしたー？」
何をしても泣き止まない。
昼寝から目覚めてから20分はこの調子だ。
抱っこしようもんが、どこにそんな力があるんだ！？という力で手足を突っ張り、体を仰け反らせて、離せ降ろせと更に声を上げる。
ミルクもあげてはみたものの、咥えることもしてくれない。
白湯や麦茶も同様だった。
Aが家を出る前にあげていたから、まだそんな時間も経っていないからな…。
オムツももちろん確かめ、交換した。
これも一苦労だったが…
おやつの赤ちゃんせんべいにも見向きもしない。
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こっちゃむ(プロフ) - 山PLoveさん» お返事ありがとうございます！(*^^*) 引き続き楽しんで頂けたら幸いです！よろしくお願い致します！(*^^*) (2019年8月11日 21時) (
レス) id: a7150b69fe (このIDを非表示/違反報告)
山PLove(プロフ) - こっちゃむさん» ありがとうございます(^^)コラボ作品楽しみに読ませていただきます(^^) (2019年8月11日 19時) (レス) id: 2af0ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - 山PLoveさん» 再びコメントありがとうございます！(^^) パン屋シリーズの作品自体の変更箇所はありませんが、私の作品一覧のサブ管理者の作品内にコラボ話があります！(^^) 分かりにくくてすいません(＞人＜;) 作品説明の所にもURL追加しておきます！(^^) (2019年8月11日 8時) (レス) id: a7150b69fe (このIDを非表示/違反報告)
山PLove(プロフ) - ありがとうございます(^^)コラボとは、何処か変更箇所などありますか？笑 (2019年8月11日 8時) (レス) id: 2af0ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - 雪丗さん» 早速目を通して頂きありがとうございます！ ヒロさんはきっと言いそうなのでwあんなスピーチになりました！(^^) 5年越しの幸せを掴むことが出来ました！そうです。あれが噂の怪獣チビごんですよー！！3児の父ですが、育児は初挑戦ですからね！笑 (2019年6月23日 0時) (レス) id: d587bb3c17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっちゃむ | 作成日時：2018年10月2日 0時
