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爆破の衝撃で飛んできた、瓦礫や木片などで
皮膚が裂け彼の思惑通りに白のワンピースが赤く染まっていく。
それと同時に辺りは一気に炎に包まれた
『…ぃっ』
嘘でも赤いドレスを纏うだなんて言うんじゃなかったな…
嘘から出た誠とは、このこと。
自業自得だと、自分に呆れた笑いがもれる。
『ふ…っ、けほっ…っけほ』
「君の家に置いてきた箱も紙袋の荷物を爆破させるスイッチだったってわけ。19時までには、こうやって爆破させるつもりだったからね。だから、19時過ぎたら開けても良いよって言ったの。開けたところで何も変わらないからね。それより前に開けちゃったら、車の中か道中であの世だったってこと。」
爆風で倒れ込んだ私に赤染はしゃがみ込み説明をし始めた。
「親孝行してくれたね。ちゃんと、教会まで僕達を送り出してくれた。これで、心残りはないでしょ？」
『…っ、く。じゃ、じゃぁ…っ子供たちは…っふ無事なのね…？』
「そうだよ。僕はAと2人でが良い。言ったでしょ？僕は優しいんだ。それより、刺さってるの痛そうだね。」
僕より重傷だ。と私の脇腹を指差した。
傷口を見ると余計に痛くなりそうなので、見ないようにしていたが、何か刺さっているらしい。
「ガソリン撒いておいたから、この場所共々僕達もすぐに灰になって、空へ還れるだろうけど…苦しいのは可哀想だなぁ。」
入った時に気になった臭いはやっぱり、ガソリンだったのね…
『…はぁ、ふっ、あっあなた、ひとりで…勝手にいって。わ、わたしは家に帰るんだから…っ！』
握っていた鍵は、爆破の衝撃でどこかへ飛んでいってしまったけど…
「ツンデレさんだね。大丈夫。怖くないよ。僕が一瞬で楽にしてあげる。そうだ！真っ赤な花を胸に咲かせてあげるよ。」
ドンっと押し倒され
その拍子に脇腹にも激痛が走った。
『…っ！ぅあっ』
「良かったね、抜けたよ？これでもっと早く真っ赤に染まってくれる。」
ふふふと笑う、赤染は狂気の色に染まっていた。
馬乗りになられて身動きが取れない。
痛みや恐怖、私を包む赤色に、もはや声も涙も出ない。
私を安心させてくれる、青色が…あの綺麗なアイスブルーが何処にもない
赤染が最初から持っていたサバイバルナイフを振り上げた
ギュッと目を瞑り、その時を待つ
最期にあの色を見たかったな…
零…
ありがとう
さようなら
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こっちゃむ(プロフ) - 山PLoveさん» お返事ありがとうございます！(*^^*) 引き続き楽しんで頂けたら幸いです！よろしくお願い致します！(*^^*) (2019年8月11日 21時) (
レス) id: a7150b69fe (このIDを非表示/違反報告)
山PLove(プロフ) - こっちゃむさん» ありがとうございます(^^)コラボ作品楽しみに読ませていただきます(^^) (2019年8月11日 19時) (レス) id: 2af0ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - 山PLoveさん» 再びコメントありがとうございます！(^^) パン屋シリーズの作品自体の変更箇所はありませんが、私の作品一覧のサブ管理者の作品内にコラボ話があります！(^^) 分かりにくくてすいません(＞人＜;) 作品説明の所にもURL追加しておきます！(^^) (2019年8月11日 8時) (レス) id: a7150b69fe (このIDを非表示/違反報告)
山PLove(プロフ) - ありがとうございます(^^)コラボとは、何処か変更箇所などありますか？笑 (2019年8月11日 8時) (レス) id: 2af0ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - 雪丗さん» 早速目を通して頂きありがとうございます！ ヒロさんはきっと言いそうなのでwあんなスピーチになりました！(^^) 5年越しの幸せを掴むことが出来ました！そうです。あれが噂の怪獣チビごんですよー！！3児の父ですが、育児は初挑戦ですからね！笑 (2019年6月23日 0時) (レス) id: d587bb3c17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっちゃむ | 作成日時：2018年10月2日 0時
