25 染まる ページ23
ここに来て、言ってた通り着替えさせられた。
それは、白のワンピース。
それにさっきの紙袋ももう用無しだというように、入り口付近置かれた。
紙袋の中身はやっぱりこれだけ？？
勘ぐり過ぎたのかな？
でも、この臭い…
『ねぇ、こんなところ来て何するの？19時過ぎたら居ないって言うから、どこか海外にでも逃げるのかと思ったのに。』
「言ったでしょ？永遠の愛を誓うんだよ。逃げる？なんで？？」
『家にある箱の中身が爆弾だと分かれば、あなたは爆弾魔。警察に追われる身になるんじゃないの？』
「ふふふ。僕は“荷物”が爆発すると言ったんだけど？？」
『だから、あの箱の中身の事じゃないの？』
「まぁ、良いさ。警察なんて怖くない。だって、僕と君はもうすぐ、居なくなるんだからね
この世から。」
『…っ！？』
「僕は優しいから、この世から居なくなるAのことをいつまでも待たないように、離婚届も別れの電話もさせてあげたんだよ？？彼への餞別にね。」
気味の悪い笑みでこちらに近づいてくる。
「それに彼と愛を誓ったのは、死を分かつまででしょ？なら、死後は僕と誓ってもらおうと思ってさ。死後の世界で君と僕は、最初で最期のパートナー。素敵でしょ？誰にも邪魔されない。」
男は、私の目の前で立ち止まる。
『だっ…誰があなたとなんかっ！』
声が震える。
思ったよりも声が出ない。
怯えている顔も可愛いなぁ。と私の頬に手を当ててきた。
「君の運命はもう僕の手の中だよ？」
スイッチを私に見せびらかすように目の前でぷらぷらさせた。
「それにAに相応しいのは、僕。あんな男とは離婚した方が良い。結婚指輪も贈れない、Aの家に転がり込むような男だよ？」
『彼はっ！！そんなんじゃない！！』
「しかも、子供からも父親と認識されてないんじゃないのかな？？“ヒロ”って呼ばれてるみたいだけど？」
ここに来ても尚、盗聴に耳を傾けていたみたいだ。
『…！？』
家に居るのはヒロさん？！
零は…？？
家にすら来てくれなかったの…？
それとも、零は私のことを探してくれてるの…？？
「そんな反抗的な言葉は愛情の裏返しかな？だって、赤いドレスを身に纏うだなんて、僕にとって最高の口説き文句。照れ屋さんだなぁ。」
こんな時に思い出した。彼の名前を…
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こっちゃむ(プロフ) - 山PLoveさん» お返事ありがとうございます！(*^^*) 引き続き楽しんで頂けたら幸いです！よろしくお願い致します！(*^^*) (2019年8月11日 21時) (
レス) id: a7150b69fe (このIDを非表示/違反報告)
山PLove(プロフ) - こっちゃむさん» ありがとうございます(^^)コラボ作品楽しみに読ませていただきます(^^) (2019年8月11日 19時) (レス) id: 2af0ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - 山PLoveさん» 再びコメントありがとうございます！(^^) パン屋シリーズの作品自体の変更箇所はありませんが、私の作品一覧のサブ管理者の作品内にコラボ話があります！(^^) 分かりにくくてすいません(＞人＜;) 作品説明の所にもURL追加しておきます！(^^) (2019年8月11日 8時) (レス) id: a7150b69fe (このIDを非表示/違反報告)
山PLove(プロフ) - ありがとうございます(^^)コラボとは、何処か変更箇所などありますか？笑 (2019年8月11日 8時) (レス) id: 2af0ed23ae (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃむ(プロフ) - 雪丗さん» 早速目を通して頂きありがとうございます！ ヒロさんはきっと言いそうなのでwあんなスピーチになりました！(^^) 5年越しの幸せを掴むことが出来ました！そうです。あれが噂の怪獣チビごんですよー！！3児の父ですが、育児は初挑戦ですからね！笑 (2019年6月23日 0時) (レス) id: d587bb3c17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっちゃむ | 作成日時：2018年10月2日 0時
