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白石side
藍沢先生は目が覚めてから、3日で個室に移動した。
経過がいいのは喜ばしいことなのだけれど、
まだ安静にしておかなければならないところ。
………通常の2倍ほどの速さで個室に移った彼は、
個室に移ったことで、ICUや、ＨＣＵより監視の目が薄いことをいいことに、動き回っていた。
回診に行った時、ベッドの机に資料とパソコンがあったり、
医学書があったり………。
しかも、秘密にしているのだから、見つかれば隠すところを、彼は堂々と普通に仕事をしている。
「あぁ！！またパソコンしてる！！！」
藍沢「…暇だったんだ。」
「もう！！絶対安静だ、って言ったでしょ！！
頭打って、血腫出来てたんだし、肋骨3本も折れてたんだから！！」
……ほんと、それで良く歩き回ろうと思うわ……
藍沢「…分かってる。自分のことは自分が一番よくわかる。…それに、俺も医者だ。自分で判断できる。」
「そんな事言って！！！今あなたは”患者”なんだから、黙って大人しくしてて！！まだ本調子じゃないんだから。早く仕事したいなら大人しく休んでて。…お願いだから。」
藍沢「……分かった………」
諦めたようにため息をつき、ベッドに体重をかける藍沢先生。
「…分かったなら、いいわ。……次動き回ってたら入院期間延ばすから。」
そう言って個室を出た。
それから藍沢先生が病室から抜け出すことは無く、
無事に退院して、3日の自宅療養の後、仕事復帰が認められた。
本当はまだあと一週間程は入院してもらうつもりだったけれど、藍沢先生が直に橘先生にお願いしたらしく、特別に退院の許可を貰ったらしい。
ただし、肋骨が折れていたせいで肺を少し傷つけていたのと、まだ肋骨が完治していないため、しばらくは内勤のみ。…ただし、大規模災害などが起きた場合は無理しない程度にヘリに乗ることを許可。
……また無理することがあれば強制的に入院させる、なんて。
これには橘先生の部長命令で藍沢先生も何も言わなかった。
＊＊＊
…三日後…
橘「…今日から藍沢が復帰する。」
藍沢「…ご迷惑おかけしました。…しばらくは内勤だけだが…、よろしく」
横峯「良かった、ね！」
灰谷「…う、うん」
雪村「……うん。」
後ろで小さくそう話すフェロー。
藤川「やっと帰ってきたな！」
緋山「ホント、おっそいわ。」
そんな会話をしながらも、笑っているみんなを見て、やっと救命の日常が戻ってきた気がした。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ…
「はい、翔北救命センターです。」
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Mayo(プロフ) - コメントさせていただきますm(_ _)m 1学年の人数がほぼ同じだったのでびっくりしました笑 もしかしたら､､､同じ学校かもしれないですね笑 (11月1日 12時) (
レス) @page5 id: cceacc8367 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - yuuftykkさん» 大丈夫です！再開したらまたリクエストさせていただけます！ (2018年12月13日 23時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - nelpageさん» コメントありがとうございます！あんな感じで大丈夫だったでしょうか……？またリクエスト再開した時にはリクエストして頂ければ嬉しいです！ (2018年12月13日 22時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - わー！！リクエスト書いて頂いてありがとうございます!!これからもリクエストして大丈夫ですか？ (2018年12月13日 22時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - バナナ７さん» リクエストありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです！！明日でテストが終わるのでまた明日から更新していきます！！また今溜まっているリクエストがかけ次第書かせていただきます♪♪ (2018年12月10日 17時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自鳴琴 | 作成日時：2018年11月19日 18時
