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「……あの、ここっ……て、」
話していた途中で肩に重みを感じ、そちらを見てみれば、藍沢先生が俺の肩にもたれ掛かって寝ていた。
ついさっきまでオペだったみたいだし、救命でも最近当直ばかり。脳外科にも所属しているから、俺らの数倍は忙しいはずだ。
……少しなら、休ませてやろう。
そう思って、そのままにしていたのだけれど。
……あ…れ。
なんか、藍沢先生、熱くね、?
……熱、あるんじゃ……。
そんなことを考えていると、藍沢先生が起きた。
藍沢「…あ、悪い……。肩、重くなかったか、?」
なんて、しんどそうな顔をしてこっちの心配をする藍沢先生。
「……藍沢先生、体調崩してませんか、?…さっき、肩に触れてた時…、熱かった気がして。」
藍沢「…大丈夫だ。気にするな。」
「……でも……「気にするなと言ってるだろ。…もう済んだか、?あと分からないことがあるなら白石か緋山に聞け。」
そうら俺の言葉を遮って言い、そのまま医局を出ていった。
****
藍沢side
……危ない。名取にバレるところだった。
タダでさえ仕事を休みたくないのに、体調不良だなんて分かれば即帰宅。
家に帰っても何も無いし、シフトで決められている以上、他の奴らのシフトにも関係してくるから、休みたくはない。
昨日も帰れてないし……、シャワーでも浴びるか。
まだ7時にもなっていない。カンファレンスには十分間に合う。
そんなことを考えながら、着替えを手にシャワー浴びに行った。
***
カンファレンスを無事に終え、医局のデスクへと座る。
ピーピーピープルルルルル
と、本日一回目のホットラインが鳴る。
白石が取り、指示を出す。
今日ヘリ担の緋山、横峯、冴島が走り出す。
白石「他の先生は初療室で準備しながら待機して。火災現場らしいから。熱傷の処置の準備も。」
「「「はい!!」」」
その返事と共に、一斉に動き出す。
俺も行こう、と思った瞬間だった。
ピーピーピーピー
患者の危険を知らせる音が鳴る。
ICUからだ。
俺は方向を変え、ICUへと向かった。
急変した患者の状態を見て、緊急オペが決定。
俺の後についてきていた名取と藤川でオペをすることに。
藤川「オペ室空いてる?」
ナース「第2オペ室、空いてるようです。」
藍沢「よし、行こう。」
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Mayo(プロフ) - コメントさせていただきますm(_ _)m 1学年の人数がほぼ同じだったのでびっくりしました笑 もしかしたら、、、同じ学校かもしれないですね笑 (11月1日 12時) (レス) @page5 id: cceacc8367 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - yuuftykkさん» 大丈夫です!再開したらまたリクエストさせていただけます! (2018年12月13日 23時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - nelpageさん» コメントありがとうございます!あんな感じで大丈夫だったでしょうか……?またリクエスト再開した時にはリクエストして頂ければ嬉しいです! (2018年12月13日 22時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - わー!!リクエスト書いて頂いてありがとうございます!!これからもリクエストして大丈夫ですか? (2018年12月13日 22時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - バナナ7さん» リクエストありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです!!明日でテストが終わるのでまた明日から更新していきます!!また今溜まっているリクエストがかけ次第書かせていただきます♪♪ (2018年12月10日 17時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:自鳴琴 | 作成日時:2018年11月19日 18時