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あれから少し仮眠をとって、今は7時。
横峯「あ、名取先生、おはよ!」
「…おはよ。てか声でかすぎ」
横峯「そうかなぁ?……あ、雪村さーん!おはよー!」
俺と話している最中に雪村を見つけ、さっき言ったのにも関わらず、大きな声で雪村の所に行った。
もうすぐカンファレンスだし、そろそろ準備するか…と、席を立った。
****
藍沢side
眩しい光で目が覚めた。机の上に置いてもらった時計を確認すると、7時半。
「……はぁ………」
いつもこの時間なら医局で仕事をしているのに。
ふと、点滴を施されている右腕を見つめる。
………点滴増えてる…。
昨夜、咳が止まらなかったところに名取が来てくれたのは幸いだった。
少しリクライニングのベッドを起こし、机を目の前に持ってくる。
そこには、名取が昨日持ってきてくれた薬。
持ってきてくれたのは良いものの、少ししか手をつけていない。
…薬を飲んだのは、昼が最後で、夜は飲んでいなかった。
熱は最初よりだいぶマシになったような気はする。
だが、やはり息苦しさはまだまだ抜けていなかった。
もうすぐカンファレンスの時間だな…
なんて、こんな時でも仕事のことを考える。
……脳外にも迷惑かけるな…
……肺炎で、倒れるなんて。
自分でも、情けないと思う。
フェローら辺に頼めば、パソコンと資料、カルテくらいは手に入るだろうが、見つかったあとの冴島と緋山が面倒くさそうだ。
………今は辞めておこう。
そう思ってベッドを倒し、再び目を閉じた。
****
突然の、息苦しさに目を覚ます。
「ゲホゲホゲホゲホッ…ゼェッゼェッ…ッゲホゲホッゼエゼェゼェッ」
………苦しい。
今は、呼吸するのに精一杯で、ナースコールを押す余裕もない。
体を横に向け、胸を抑える。
少しすれば落ち着くだろう、だなんて言う軽い考えでいたが、そうでも無さそうだ。
??「藍沢先生!?」
この声…は、冴島。
??「藍沢先生!?大丈夫ですか!?」
そんな、少し焦った声がしたが、もちろん答えることも出来ない。
少しして、バタバタバタッ、という足音がした。
??「藍沢先生!!…痰かも。このままだと呼吸出来なくなる。吸引器持ってきて!」
………この声………、白石…か、?
✲中途半端ですが文字数足りないので次行きます!
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Mayo(プロフ) - コメントさせていただきますm(_ _)m 1学年の人数がほぼ同じだったのでびっくりしました笑 もしかしたら、、、同じ学校かもしれないですね笑 (11月1日 12時) (レス) @page5 id: cceacc8367 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - yuuftykkさん» 大丈夫です!再開したらまたリクエストさせていただけます! (2018年12月13日 23時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - nelpageさん» コメントありがとうございます!あんな感じで大丈夫だったでしょうか……?またリクエスト再開した時にはリクエストして頂ければ嬉しいです! (2018年12月13日 22時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - わー!!リクエスト書いて頂いてありがとうございます!!これからもリクエストして大丈夫ですか? (2018年12月13日 22時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - バナナ7さん» リクエストありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです!!明日でテストが終わるのでまた明日から更新していきます!!また今溜まっているリクエストがかけ次第書かせていただきます♪♪ (2018年12月10日 17時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:自鳴琴 | 作成日時:2018年11月19日 18時