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緋山side
苦しそうにする藍沢に酸素マスクをつけ、呼吸が落ち着くのを待つ。
藍沢「っはぁ、ｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…」
藍沢の咳と呼吸音に違和感を持つ。
「…藍沢、ちょっと呼吸音聞かせて。…服、捲るわよ」
そう言って服を捲り、呼吸音を聞く。
「……やっぱり。…名取、CT室空いてるか確認して」
名取「分かりました」
…乾いたような咳と、この呼吸音からして、
おそらく…肺炎。
名取が確認したところ、CTは今すぐにでもとれるらしく、藍沢の乗るストレッチャーをおしてCT室へと向かった。
＊＊
検査の結果は、完全な肺炎。
技師「あーあ、真っ白ですよ。……よくここまで耐えられましたね」
呆れたようにそう言うCT室の技師の後ろから藍沢のCT画像を見ると、肺全体と言ってもいいほどほとんどが真っ白だった。
名取「真っ白、ですね。ほんと」
「……ったく、なんてこんなになるまで無茶するのよ」
名取と二人で藍沢を空いていた個室に運ぶ。
藍沢「……んっ、」
点滴やら何やらを準備していたら、藍沢が目を覚ました。
「あ、起きた。…あんた、オペ中にぶっ倒れたの。…検査したら肺炎だった。肺真っ白だったから暫く入院ね。……いい機会だと思って休んどきなさいよ」
藍沢「入院なんか、出来るわけないだろ。」
「はぁ!?肺炎だ、って言ってんの。熱もあるんだから休んでなさいよ！……嫌だ、ってんなら冴島に監視役させるから」
そう言うと、藍沢はそれだけは勘弁してくれ、と言った。
「……なら大人しくしてることね。……腕、出して」
藍沢「…………。」
一向に腕を布団から出そうとしない藍沢。仕方なく、腕を引っ張り出して点滴の針を刺す。
藍沢「……っ、」
「……何、どうしたの？」
藍沢「……っいや、何でも…ない。」
「…ふーん、あっそ。ちゃんと休んでてよ。監視がいないからってブラブラしてたら抑制帯でベッドに縛り付けるから！」
藍沢「……分かってる」
「……そう言って動き回るのがあんただから言ってんの」
藍沢「…………。」
「…とにかく大人しくしてなさいよ。」
そう言って藍沢の返事を聞くことなく、藍沢の病室を出た。
名取「……失礼します。」
そう言って名取も私のあとについて出てきた。
＊＊＊
藍沢side
動くな、と緋山に念押しされたものの、それ以前に動けそうにもない。
体調が悪いのがバレた以上、これ以上迷惑はかけないようにしよう、と思いつつ、襲ってきた眠気に逆らうことなく目を閉じた。
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Mayo(プロフ) - コメントさせていただきますm(_ _)m 1学年の人数がほぼ同じだったのでびっくりしました笑 もしかしたら､､､同じ学校かもしれないですね笑 (11月1日 12時) (
レス) @page5 id: cceacc8367 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - yuuftykkさん» 大丈夫です！再開したらまたリクエストさせていただけます！ (2018年12月13日 23時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - nelpageさん» コメントありがとうございます！あんな感じで大丈夫だったでしょうか……？またリクエスト再開した時にはリクエストして頂ければ嬉しいです！ (2018年12月13日 22時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - わー！！リクエスト書いて頂いてありがとうございます!!これからもリクエストして大丈夫ですか？ (2018年12月13日 22時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - バナナ７さん» リクエストありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです！！明日でテストが終わるのでまた明日から更新していきます！！また今溜まっているリクエストがかけ次第書かせていただきます♪♪ (2018年12月10日 17時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自鳴琴 | 作成日時：2018年11月19日 18時
