2 ページ3
ガーーッ
術衣を着て、第1オペ室へ入るともう準備は完璧な状態で。
新海「藍沢、大脳の前頭葉にあるんだ。3.7センチ。……前からか横からか。お前はどう思う?微妙なんだ。ど真ん中にあるんだよ。」
そう言ってCT画像を見せてくる。
「……前からでいいだろ。」
新海「…やっぱりな。俺もそう思ったんだ。……よし、やろう。」
そう言ってオペ用のマイクロ顕微鏡の前に立つ。
新海「……今から腫瘍摘出手術を行います。」
新海「……メス」
その掛け声と共に、新海の手にメスが渡される。
俺はオペモードに切り替えて、目の前の手術に集中することにした。
時折、目眩がしたり頭痛がしたりしたものの、吸引や縫合など、いつも通りに出来た。
カシャン、と俺が針と糸を置くと共に、新海がため息をつくように、安心した声で言った。
新海「……おわっ……た……」
****
新海「いやぁ、助かったよ。…お前がいなきゃ出来なかった。」
オペを終えたのは、午前3時頃だったものの、
終わった頃にもう1人急患が出て、緊急オペ。
オペが終わったのは、辺りが少し明るくなってきた、という頃で、時計に目をやれば6時を過ぎていた。
「……疲れた……」
新海「お前が疲れたなんて、珍しいな。」
「……俺だって言う時はある」
新海「……フッ,ま、体調には気をつけろよ。」
「……。」
新海が仮眠室に向かったのを見て、デスクの引き出しに入っている風邪薬と頭痛薬を飲む。
……何だか、寒気がする。……熱でも出るか、?
なんて思いながらオペ室を出て医局に行くと、名取が来ていた。
名取「…あ、藍沢先生。おはようございます。」
「……おはよう」
そう返すと、ジッ、と名取がこちらを見ている。
「……なんだ。用があって来たんじゃないのか」
名取「…別に。顔色悪いなーと思っただけなんで。…ここに来たのは、聞きたいことがあったので。」
「……じゃあ、ここじゃなんだからあそこで話そう」
と言って、医局にあるソファーへと促した。
**
名取side
藍沢先生に聞きたいことがあって、脳外科に行ってみれば、ちょうど医局に入ってきたところで。
何だか少し顔色が悪い気がする。
……気のせいか、?
藍沢先生がソファーへと促してくれたため、ソファーに座って話を聞いていた。
****
文字数足りないので次に!!
197人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mayo(プロフ) - コメントさせていただきますm(_ _)m 1学年の人数がほぼ同じだったのでびっくりしました笑 もしかしたら、、、同じ学校かもしれないですね笑 (11月1日 12時) (レス) @page5 id: cceacc8367 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - yuuftykkさん» 大丈夫です!再開したらまたリクエストさせていただけます! (2018年12月13日 23時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - nelpageさん» コメントありがとうございます!あんな感じで大丈夫だったでしょうか……?またリクエスト再開した時にはリクエストして頂ければ嬉しいです! (2018年12月13日 22時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
nelpage(プロフ) - わー!!リクエスト書いて頂いてありがとうございます!!これからもリクエストして大丈夫ですか? (2018年12月13日 22時) (レス) id: 7c3bc998f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - バナナ7さん» リクエストありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです!!明日でテストが終わるのでまた明日から更新していきます!!また今溜まっているリクエストがかけ次第書かせていただきます♪♪ (2018年12月10日 17時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:自鳴琴 | 作成日時:2018年11月19日 18時