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あれから、藍沢が起きることは無く……、
無事に朝を迎えた。
「藍沢ー、朝だぞ、」
藍沢「…ん……」
あれ、なんか顔赤くね、？
あ…昨日の晩薬飲んでなかったしな……
そう思って額を触れば、予想以上の熱がつたわってきて。
「はるか！藍沢すごい熱！！」
そう言ってはるかが持ってきてくれた体温計で熱を測ると40,0を超えていた。
「…やばいな、…藍沢、吐き気あるか？」
そう聞くと、藍沢は首を横に振った。
「喉痛い？」
とまた聞くと、今度は首を縦に振った。
「翔北連れてって点滴してもらうか……。このままじゃ、脱水起こしてもおかしくないし。今日ははるか夜勤で、俺日勤だから…ちょっと時間開くし、心配だからな……」
冴島「そうね。そうしましょう。橘先生に連絡しておく？」
「…あぁ、頼む。……藍沢、俺ら今日仕事だし、藍沢熱高いから、翔北で点滴しよう。このままだとしんどいだけだ。…いいな？」
そう聞くと、藍沢は首を縦に振った。
「…よし。じゃあ一応藍沢の荷物持っていこう。…」
と、はるかが、橘先生に確認をして藍沢を寝かせる個室は空いてるし、そこでゆっくり休ませればいい、と言ってくれたと伝えてくれた。
個室か。まぁ、藍沢だし、橘先生やら西条先生やらと誰かしら見ていれば問題ないだろう。
そう思い、藍沢を支えて車まで運び、翔北へと向かった。
＊＊＊＊＊
翔北に着くと、白車受付口の所に橘先生がいて。
橘「藍沢は？大丈夫か？藤川、車停めてこい。その間に藍沢こっち来させとけ。先見とく。」
「え、あ、じゃあ、お願いします。」
そう言って後部座席のドアを開け、藍沢を支えて車から下ろす。
橘「…熱いな。藍沢、歩けるか、？」
そう橘先生が聞くと、藍沢は、 はい、とだけ答えた。
藍沢と橘先生が受付口から中に入ったのを見届けて、車を止めに行った。
＊＊＊＊
車を止めて、院内に向かい、更衣室前でちょうど橘先生に会った。
橘「あ、藤川。今探してたんだ。藍沢だけどな、熱41度に近くてな。」
「え、41!?」
橘「あぁ。解熱剤と鎮痛剤と入れといた。頭と関節が痛いって言ってたからな。少ししたら吐き気も出てくるかもしれない。……かなり藍沢弱ってる。藤川、お前今日ヘリ担じゃないだろ、藍沢のとこ見に行ってやってくれ。」
「わかりました……」
41度か……。
まずはカンファレンスに行こう、と足を進めた。
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yuuftykk(プロフ) - バナナ７さん» ありがとうございます！！リクエストにお応え出来ていたのなら良かったです…！！これからも頑張ります！！ (2019年1月10日 19時) (
レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ７(プロフ) - リクエストにお答えいただきありがとうございます！冗談抜きに想像していたどうりだったので嬉しかったです！これからも頑張ってください！ (2019年1月8日 19時) (レス) id: 0e39ffe2b2 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 今の話を頑張ってください！無理はしないでください。応援してます！ (2018年11月18日 21時) (レス) id: f876d72237 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - 琥珀さん» コメント＆リクエストありがとうございます！！今書いてるのが思った以上に長引かせてしまったので早く終わらせて琥珀さんのリクエストも書けるように頑張ります！！ (2018年11月18日 21時) (レス) id: c79561431b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 診察とか治療は病院嫌いなので嫌がって欲しいです。それで無理やりされて欲しいです！ (2018年11月18日 18時) (レス) id: f876d72237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自鳴琴 | 作成日時：2018年9月21日 20時
