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車が発進した後、俺は直ぐに眠りについて、
気付けば藤川の家に着いてた。
藤川「…藍沢、歩けるか？」
「……あぁ、大丈夫だ。」
そう言って車を降りるも、目眩がしてﾌﾗﾘとして、藤川に支えられる。
藤川「俺、さすがにお前抱えれないからさ、支えてやるから、頑張って歩け。」
そう言って肩を組まれ、玄関先まで歩いていった。
冴島が素早く鍵を開け、俺を和室へと連れていった。
もう既にそこには布団が敷かれていて。
「……これ、使ってるものじゃないのか、」
冴島「……あぁ、それなら大丈夫ですよ。昨日の昼にあの人が明後日には藍沢先生が来るから、って張り切ってもう準備してただけですから。」
「……そう……か」
冴島「……後で、話聞かせてくださいね。……電話の話。」
「聞いたのか」
冴島「……えぇ、まぁ。……内容によってはその人の科の部長か院長にでも言うので。」
そう言いながら、ﾌｯ､と微笑む冴島。
(やっぱりこいつには逆らえない…………)
冴島「じゃあ、遠慮せずに休んでてください。何かあったらすぐ呼んでください。」
「……あぁ、分かった……。」
冴島が部屋を出ていくと入れ替わりに、藤川が入ってきた。
藤川「ここに袋置いとくから、吐き気我慢できなかったらここに吐いていいから。」
「……すまない…。」
藤川「いーって、いーって！ゆっくり休めよぉ！」
コイツは、ほんと昔から変わらない明るさだな。
…………でも、今の俺は、体調も……精神的にも少しきてるはずだからか、その明るさでさえも
安心するものだった。
藤川「なんかあったらすぐ呼べよ。この藤川先生と敏腕ナースのはるかごすっ飛んできてやるからさ！」
と、明るく言ったあとだった。
冴島「余計なこと言わなくていいから！藍沢先生休めないでしょ！」
藤川「は、はるか!!出てくから、静かにするからっ！」
冴島「すみませんね、ほんと子供みたい…。
藍沢先生もちゃんと休んで下さいね、？無理しないで何かあったらすぐ呼んでくださいね、？」
と微笑みながら言う冴島。
……微笑んではいるものの、目は冷たく、
逆らうなよ、とでも言っているようで。
「…あぁ、分かってる……。」
冴島「そうですか。じゃあ、失礼しますね。」
そう言って和室を出ていった。
少し寒気がしてきて、準備されていた布団に潜り込み、目を閉じた。
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yuuftykk(プロフ) - バナナ７さん» ありがとうございます！！リクエストにお応え出来ていたのなら良かったです…！！これからも頑張ります！！ (2019年1月10日 19時) (
レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ７(プロフ) - リクエストにお答えいただきありがとうございます！冗談抜きに想像していたどうりだったので嬉しかったです！これからも頑張ってください！ (2019年1月8日 19時) (レス) id: 0e39ffe2b2 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 今の話を頑張ってください！無理はしないでください。応援してます！ (2018年11月18日 21時) (レス) id: f876d72237 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - 琥珀さん» コメント＆リクエストありがとうございます！！今書いてるのが思った以上に長引かせてしまったので早く終わらせて琥珀さんのリクエストも書けるように頑張ります！！ (2018年11月18日 21時) (レス) id: c79561431b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 診察とか治療は病院嫌いなので嫌がって欲しいです。それで無理やりされて欲しいです！ (2018年11月18日 18時) (レス) id: f876d72237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自鳴琴 | 作成日時：2018年9月21日 20時
