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新海side
なんか物音した……、?
と目を開けると、藍沢がドアを開けているところで。
「……あれ、どうしたんだ、?気分は?」
藍沢「……だいぶ、マシになった…。」
そう言う割には、顔色がまた悪くなっている。
「……ホントか、?顔色また悪いぞ?」
そう言うと、藍沢は、気持ち悪いが戻しはしない、気持ち悪いのがずっとさっきから続いてる、と白状した。
戻すのは辛いが、気持ちが悪いのに、戻せないのも辛い。
「……あ、貰った吐き気止めあるけど、飲むか、?」
藍沢「……あぁ。…すまん。」
そう言って薬を飲もうとした途端、藍沢が口元を抑えた。
「…!…吐きそうか、?」
口元を抑えたまま、コクリとうなづいた。
けれど、相当吐き気が強いらしく、目に涙を貯めてえづいていたから、近くにあったゴミ箱を咄嗟にとり、ここでいいから吐け、と促すと、藍沢はゴミ箱に顔を近づけて吐いた。
「オエッ、ッゲホゲホッッ、ウエッ……、」
俺はただ、背中をさすることしか出来ないけれど。
しばらくして、吐き気が治まったのか、息を整えている藍沢。
「…治まったか、?」
藍沢「……あぁ……」
「……無理すんなよ、?俺のことは気にしなくていいから、何かあったら構わず起こせ。」
藍沢「……分かった…………。…ありがとう…………。」
新海「!!……別にいいって。……吐き気止め飲めるか、?」
藍沢にお礼を言われたのなんて、久々すぎてびっくりした。
いつもはあぁ、とかそんな感じだし、お礼なんて言ってもサンキュ、って素っ気ないし。
…………藍沢でも、あんな顔するんだな。←
そんなことを考えていると、藍沢がこっちを見ていて。
「……どうした、?寝とけよ、」
藍沢「……もう寝れない。」
「……そうか、だいぶ寝たもんな。俺も明日休みだし、何か話すか、?」
藍沢「何かって、何だよ……」
少し早めに寝たから、今は夜の9時。
「……確かに話すことあんまねぇな……。」
俺は、ふ、と思いついたことを口にしてみた。
「……藤川先生呼んじゃう、?」
藍沢「……呼ばなくていい。」
いつもの素っ気ない顔で即答されて、思わず吹き出す。
でも、少し表情も顔色も良くなっていて、安心した。
********
新海先生との絡みが上手く書けない……(;_;)
こんな感じでいいのかな…………
なんかキャラ崩壊してそう…………
してたらごめんなさい(T_T)
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yuuftykk(プロフ) - バナナ7さん» ありがとうございます!!リクエストにお応え出来ていたのなら良かったです…!!これからも頑張ります!! (2019年1月10日 19時) (レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ7(プロフ) - リクエストにお答えいただきありがとうございます!冗談抜きに想像していたどうりだったので嬉しかったです!これからも頑張ってください! (2019年1月8日 19時) (レス) id: 0e39ffe2b2 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 今の話を頑張ってください!無理はしないでください。応援してます! (2018年11月18日 21時) (レス) id: f876d72237 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - 琥珀さん» コメント&リクエストありがとうございます!!今書いてるのが思った以上に長引かせてしまったので早く終わらせて琥珀さんのリクエストも書けるように頑張ります!! (2018年11月18日 21時) (レス) id: c79561431b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 診察とか治療は病院嫌いなので嫌がって欲しいです。それで無理やりされて欲しいです! (2018年11月18日 18時) (レス) id: f876d72237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:自鳴琴 | 作成日時:2018年9月21日 20時