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他の奴らも術衣を脱いでオペ室を出ていっていた。
俺は術衣を脱ぎ捨てるようにして脱ぎ、
オペ室を急いで出て、近くのトイレに駆け込む。
｢…ｩｯｯ…ｳｴｯ…ﾊｧｯ｣
トイレに駆け込み、個室に入ると同時に込み上げてくるものを抑えられずに戻す。
｢…ｵｪｯｯ……ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ……｣
まずい……。胃液しかでてない。
頭痛と目眩とで吐き気はなかなか収まらない。
?｢…藍沢先生…………？？｣
誰だろう…………？けれど、聞く余裕なんてない。
?｢…ドア、開けれますか？｣
救命のやつだろうか。
……誰だろうが、戻しているのがバレている以上、
ドアを開けない訳にはいかない。
ドアの鍵を開けようとするも、上手く力が入らなかったが、力をふりしぼり、何とか鍵を開けた。
?｢…大丈夫ですか？｣
と、俺の視野に入ったのは…………
｢…な…とり……？｣
名取｢…オペ終わったあと、なんか様子おかしかったんで付いてきてみたんです｣
名取｢…立てますか？……皆さんに事情話してくださいね。……ほかの皆さんも違和感は感じてたみたいなので。｣
………流石にもうバレてたか。
脚に力を入れて立とうとするも、上手く立てなかった。
名取｢…ちょっと待っててください。｣
そう言って名取は車椅子を持ってきた。
その時にはもうだいぶ吐き気はおさまっていた。
名取｢…失礼します。｣
そう言って名取は俺を抱えて車椅子に乗せた。
＊＊＊
名取side
オペの後、藍沢先生の様子がおかしかった。
いつもなら少し丁寧に丸めておく術衣も脱ぎ捨てるようにして脱いでいたし、
顔色もオペ中からかなり悪くなっていた。
体調でも悪いのか、とオペ室を出ていった藍沢先生の後を追うと、
オペ室に1番近いトイレに駆け込んで戻していた。
声をかけてドアを開けてもらうも、ほとんど胃液しか出ていなくて、軽く脱水も起こしていた。
数日前から目の下のクマは酷かったし、
心なしか少し痩せた気もする。
立てるか聞くと、立とうとしていたが立てていなかったため、車椅子を持っていき、車椅子に乗せて
救命の医局へと向かう。
その間に、吐き疲れたのか、眠ってしまった藍沢先生。
｢…ちゃんと話してくださいね…。まぁ……あの緋山先生と冴島さんからは逃げられないと思いますけど…。｣
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yuuftykk(プロフ) - バナナ７さん» ありがとうございます！！リクエストにお応え出来ていたのなら良かったです…！！これからも頑張ります！！ (2019年1月10日 19時) (
レス) id: b775334b67 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ７(プロフ) - リクエストにお答えいただきありがとうございます！冗談抜きに想像していたどうりだったので嬉しかったです！これからも頑張ってください！ (2019年1月8日 19時) (レス) id: 0e39ffe2b2 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 今の話を頑張ってください！無理はしないでください。応援してます！ (2018年11月18日 21時) (レス) id: f876d72237 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - 琥珀さん» コメント＆リクエストありがとうございます！！今書いてるのが思った以上に長引かせてしまったので早く終わらせて琥珀さんのリクエストも書けるように頑張ります！！ (2018年11月18日 21時) (レス) id: c79561431b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 診察とか治療は病院嫌いなので嫌がって欲しいです。それで無理やりされて欲しいです！ (2018年11月18日 18時) (レス) id: f876d72237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自鳴琴 | 作成日時：2018年9月21日 20時
