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大学時代から一人暮らしをしていた俺の家で、ふたりでひっそりと祝杯を上げて。その後、ふたりして寝落ちした。そんなことしょっちゅうだったから、なんならそのまま明日の授業は飛ぼうか、みたいな空気だった。
俺が次に目を覚ましたとき、海斗は俺の目の前に座っていた。寝た振りを決め込めば、小さく小さく声が聞こえて。
「……っすき、すきだよかいと…っ、だいすき、ずっと、ずっとすき、」
「っ、」
涙に濡れた声に耐えられなくなって、思わず声を上げた。
「…なに泣いてんの」
「っ！？…まって、どこから起きてた？ねぇ忘れて、今聞いたこと、ぜんぶ、わすれて…っ」
言いながら1度引いたらしい涙がまたあふれだした海斗を、力いっぱい抱きしめた。
この先も親友としてやっていこうねって、そんな話をしたばかりだった。
「なに、ね、かいと、！」
「…もう1回、言って」
「ほんとに何言ってんの、」
「海斗が言わないなら俺が言う。…海斗が好きだよ。俺はずっと、海斗のことが好き。」
「は、」
あとから聞いた話だけど、同じ会社に内定が出たときに決めてたんだって。もう諦めるって。たぶんそんなことできないんだろうけど、この先も一緒にいるのにこんな感情辛いだけだって、諦めようとしてたんだって。
だからあれは、海斗の最初で最後の告白だった。
寝ててもいい、1度だけ面と向かって好きって言いたかったって、付き合ってしばらくしてから教えてもらった。
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yukarin - 翡翠様、承認いただきありがとうございます。これからよろしくお願いいたします。 (4月6日 12時) (
レス) id: 4330d63972 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - yukarinさん» メッセージありがとうございます！Xのフォロリク承認させていただきましたのでご確認ください🙇♂️ (4月6日 11時) (レス) id: a2463a8237 (このIDを非表示/違反報告)
yukarin - 翡翠様、初めまして。リアルでは如恵留さん推しのyukarinと申します。お話のカップリングはうみげん一択でしたが、翡翠様のお話を拝読し、うみちゃかの良さを噛み締めております。Xに投稿されたお話も拝読させていただければ光栄です。よろしくお願いいたします。 (4月5日 17時) (レス) id: 4330d63972 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます。いただいたリクエストは順番に書いておりますので、しばらくお待ちください🙇♂️ (3月30日 16時) (レス) id: a2463a8237 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - はい大丈夫です。 (3月30日 16時) (レス) id: 6da2fe3136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2023年11月19日 20時
