体を寄せて、おやすみ 緑×赤/青×橙 ページ14
リクエスト
「ただいま、おかえり」「君の好きなとこ」「一緒に帰ろう」「俺にはやっぱりおまえしか」「分かちあう4人」「友達ではいられなかった俺ら」の4人。
＿＿＿＿＿
side.Matsukura
ふらふらと揺れる体を、隣を歩くちゃかに預ける。
新年会がわりの2泊3日の社員旅行、2日目の夜。
普段からお酒を飲まない俺は、上司に飲まされすぎて悪酔いした。…ちゃかも同じだけ飲んでたのに、顔色が変わらないのはなんでだろう。
俺よりも背は高いけど華奢なちゃかは、筋肉質で身長の割にウエイトのある俺を支えながら歩くのはちょっと厳しいようで。ほぼ引きずられるようにして歩みを進めていた。
がちゃ、と音が鳴って、部屋の扉が開く。
ちゃかと相部屋だから中には誰もいないはずなのに、どたどたと足音が聞こえた。
「うわーほんとに酔ってる」
「へ、」
よく見れば、辿り着いたのは昨日泊まった部屋ではなくて。けらけらと笑いながらちゃかから俺を引き取ったのは、宴会からうまく抜け出していた元太だった。
「悪いけど一晩松倉の介抱するのきついわ。俺も酔ってるのよ、これでも。」
「…あ、うん、、え？」
「今日こっちね。…元太、よろしく。」
「はぁい。うみ先輩呼びます？」
「あー…うん、お願い」
うみせんぱぁい！って叫ぶ元太に支えられて、部屋の中に足を踏み入れる。俺と入れ違いで扉に向かった海人に控えめに抱きつくちゃかを見て、元太はそっと扉を閉めた。
「へへ、目真っ赤」
「ぅるさい…なんであんな上手く抜け出せんの、」
「うみ先輩直伝の技があるから」
「…たしかに、海人もそういうの得意だよね」
似たもの同士の、俺らの恋人たち。
海人の教え方が元太にあっていたのか、気づけば教育係という肩書よりも相方って呼び方の方がしっくりとくるようになっていた。
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yukarin - 翡翠様、承認いただきありがとうございます。これからよろしくお願いいたします。 (4月6日 12時) (
レス) id: 4330d63972 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - yukarinさん» メッセージありがとうございます！Xのフォロリク承認させていただきましたのでご確認ください🙇♂️ (4月6日 11時) (レス) id: a2463a8237 (このIDを非表示/違反報告)
yukarin - 翡翠様、初めまして。リアルでは如恵留さん推しのyukarinと申します。お話のカップリングはうみげん一択でしたが、翡翠様のお話を拝読し、うみちゃかの良さを噛み締めております。Xに投稿されたお話も拝読させていただければ光栄です。よろしくお願いいたします。 (4月5日 17時) (レス) id: 4330d63972 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます。いただいたリクエストは順番に書いておりますので、しばらくお待ちください🙇♂️ (3月30日 16時) (レス) id: a2463a8237 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - はい大丈夫です。 (3月30日 16時) (レス) id: 6da2fe3136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2023年11月19日 20時
