目覚め ページ33
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第5ゲーム「大炎上祭」終了______
20XX年4月29日16:14
リアルアカウント空間
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真っ暗闇のトンネルの中。先の方に光が見え、広場に出る。
ユウ「わぁ…あんなにいっぱい いたのに…」
カナ「もうこんなに数が減ってしまったのね」
西条「まぁ積極的に減らした奴もいるからな…」
その言葉のトゲがボクに刺さる。
A「え？ダレのことー？」
西条「オメーだよ！…チッ良いから早く眼鏡でもかけとけよ」
A「コウハン、ナきじゃくってずっとイモウトさんとデンワしてたヒトに、ゲームをオわらせてあげたボクにナニもイうケンリはないと思うんですけど、っていきなり眼鏡をかけさせないで下さい…」
胸ポケットにかけていた眼鏡を奪われ、勝手にかけさせられる。
A「って、すみません！気絶させた僕がおぶる筈なのに君にさせてしまって」
西条「オメーがそんな血塗れじゃなかったらさせてたよ」
至近距離で血反吐を吐いて死んでしまった人達の間近にいたのだから、僕は返り血で赤に染まっていた。
そんな僕が気絶しているつぼみちゃんをおぶっては彼女を汚してしまう。
なので西条君がおんぶしてくれている。
つぼみ「んぅ…」
ユウ「あ！おきそうだよ！」
僕は咄嗟に彼女の死角に移る。
今更どんな顔で会えばいいんだ。
つぼみ「…あれ、ここは…？」
ユウ「おはよ！あのね、ゲームがおわってね！トンネルを通ってこの広場に来たんだよ！」
つぼみ「ゲームが…終わった…？」
西条「うおっ」
つぼみちゃんは勢いよく西条から降りて周りを見渡す。そして僕を見つけると直ぐに近寄ってきた。
つぼみ「A君…！！
って！え！？血塗れ！？え！？何処か怪我でもしたの！？致死量どころじゃないよ！？」
A「あ、いや…これはただの返り血ですのでご心配なく…」
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ユトナ(プロフ) - sikuraさん» 短い文なのに気持ちが伝わってきてめちゃ嬉しいです。読んでくださりありがとうございます！ (2020年3月19日 21時) (
レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
sikura(プロフ) - え、、好き (2020年3月14日 20時) (レス) id: 8625e8b290 (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - 山さんさん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！ (2020年1月23日 6時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
山さん - やばい、男主の性格好きかも← (2020年1月17日 3時) (レス) id: 926db107d7 (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - さきさん» 更新楽しみにしていて下さり、ありがとうございます！少々お待ちして頂く形となりますが必ず更新しますので、楽しみにしていて下さい。夜分遅くに失礼しました。 (2020年1月6日 1時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユトナ | 作成日時：2019年7月18日 12時
