大炎上祭-37- ページ26
No.side
ダイゴ「フッ…やれるもんならやってみろよ。やったら最後、お前を必ずぶっ殺す！」
男は強気な態度だったが額には汗が浮かび、瞬きも多く、焦っていることが分かる。
A「どうやってボウリョクキンシのナカ、コロすんですか？ボクのエンジョウできるネタはもうデツくしているというのに。マッタく、アサはかなカンガえをおモちで」
ダイゴ「あ゛ぁっ！？」
彼らは睨み合っていた。いや、男が勝手にAを睨んでいた。目を逸らしたら負け、そんな挑発にわざと乗り、Aも相手の目を正視していた。
暫し、その場は沈黙が支配していた。
だがそれを破ったのは、
Aだった。
A「ネンリョウトウカ」
ダイゴ「……は！？」
頭上に表示された画像を見るため男は目を上に移す。
プリン頭が目立ち、耳には数々のピアスが見受けられ、
ダイゴ「！？」
スマホに一切目を移すことなく、ノールックで炎上ネタを見つけたAに、男は目を見開き驚いていた。だがAはそんな男を無視し、画像を上げていく。
何十、何百とある画像を。
A「これって…ギャクタイ、ですよね」
ダイゴ「………くッ」
ばつが悪そうに目を下に移す男。
カナ「酷い…」
ユウ「ねぇ、いつまで目をつむってればいいの？」
カナ「まだダメッ」
A「ムスコさんですか？ナンともメをソらしたくなるほどイタましいスガタですね。そしてそれをシャシンにノコしているなんて、イいセイカクをしてらっしゃる」
ダイゴ「お、お前も言えた口じゃねぇだろ！」
A「タシかにっ！」
ケラケラと"顔だけ"笑うAを忌まわしく見る男。
加川ダイゴには妻と子がいた。だが妻は子を残し蒸発。男のDVに耐えられなくなったからだ。そして次のターゲットにされたのが子共だった。
Aは男のリアアカのプロフィール画面を見て、フォローしているたった1人が男の息子だと悟る。
暴力に洗脳された息子は男に逆らえないでいた。何もかも従わされ、自分の意思では何もできなくなっていた。
それを悟ったAは口角を上げ、自分の考えを実行するか思考する。
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ユトナ(プロフ) - sikuraさん» 短い文なのに気持ちが伝わってきてめちゃ嬉しいです。読んでくださりありがとうございます！ (2020年3月19日 21時) (
レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
sikura(プロフ) - え、、好き (2020年3月14日 20時) (レス) id: 8625e8b290 (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - 山さんさん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！ (2020年1月23日 6時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
山さん - やばい、男主の性格好きかも← (2020年1月17日 3時) (レス) id: 926db107d7 (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - さきさん» 更新楽しみにしていて下さり、ありがとうございます！少々お待ちして頂く形となりますが必ず更新しますので、楽しみにしていて下さい。夜分遅くに失礼しました。 (2020年1月6日 1時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユトナ | 作成日時：2019年7月18日 12時
