リアルアカウント【男主】4

大炎上祭-28- ページ17

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カオル「ごめんなsグァッハアッ！」

マ「流石に彼氏さんはフォローを外しちゃったようですね〜〜！」

サクラ「カオルが死んだってことあ゛あぁッ！」


言葉を言い切る前に、カオルをフォローしていたサクラも血を吐き出し死んでしまった。


A「あーあ、シんじゃった」


Aは「ザンネン」とあまり悪びれる様子もなく、呟いた。
2人の死体の真ん中にAが立っているという奇妙な絵面に皆、自分がさっきから震えている事に気づく。この受け入れ難い現実にAだけが笑みを浮かべていた。
誰も喋らず、ただ太鼓の音だけがこの会場に満ちていた。
誰しもが何故こんなことをしたのかを問いただしたい気持ちにいながら、行動に移せないのは、恐怖で体が竦み上がっているからだった。人は理解出来ない存在に恐怖を抱くもの。Aの言動全てが皆には理解出来なかった。
そんな中である者がAに声をかけた。

カナ「A君…」


先程からユウの視界を遮っていたカナは、震える声でAに声をかける。
カナは自分のせいでこんな事になっているのではと責任を感じていた。
ユウに私がA様を好きだと言わなければこんな事にはならなかったのかも知れない、と。
西条と合わせてしまった事に後悔の念を抱いていた。その為勇気を振り絞り、Aに声をかけたのだ。

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