大炎上祭-26- ページ15
No side
「サクラって…隣のクラスの男子虐めてたんだね…っ！」
信じられないっ！と、涙を浮かべた女の子はサクラと呼んだ女の子にスマホを見せていた。
「脱がした姿を撮ってるなんて！！サクラがそんな子だったなんて私知らなかった！」
泣きながら服を取り返そうと、なり振り構わず手を伸ばす男子生徒が、そのスマホには写っていた。
サクラ「…は？それはカオルがやれって」
カオル「最っ低！！もうそんなサクラとは友達じゃない！フォローを外させてもらうから！」
泣きながら、私裏切られました！という顔をしてサクラを非難するカオル。
サクラ「はぁ？今カオルのスマホはあたしの手の中！出来るわけないでしょ！」
カオルは自分のスマホを持っているサクラから、スマホを奪おうとした。
だが、そうはさせないと距離を取られる。
サクラ「あぁ、成る程…全てを私になすりつける気なんだ。だからそんな事言って…
カオルがその気なら、私もやるから」
カオル「…は？」
サクラはカオルのスマホを覗き、何かを見つけたのか、ニヤリと笑みを浮かべた。
サクラ「カオルってさー、彼氏いるくせにこんなことしてたんだねー」
そう言ってサクラが見せたのは、女子高生と中年の男がベッドで一緒に寝そべっている写真だった。もちろん二人とも裸で。
顔を隠していても、カオルのスマホから出てきたのだから、この女子高生はカオルなのだろう。
所謂、援助交際だった。
サクラ「これバラされたくなかったらさ、もうふざけたこと言わないでよね？だーい好きなリョウ君にフォロー外されたくないでしょ？」
カオル「チッ…分かったわよ」
カオルは悔しそうに了承した。
会場の端で隠れるように話していた二人は油断していた。
この会話が誰かに聞かれていたなんて…
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ユトナ(プロフ) - sikuraさん» 短い文なのに気持ちが伝わってきてめちゃ嬉しいです。読んでくださりありがとうございます！ (2020年3月19日 21時) (
レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
sikura(プロフ) - え、、好き (2020年3月14日 20時) (レス) id: 8625e8b290 (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - 山さんさん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！ (2020年1月23日 6時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
山さん - やばい、男主の性格好きかも← (2020年1月17日 3時) (レス) id: 926db107d7 (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - さきさん» 更新楽しみにしていて下さり、ありがとうございます！少々お待ちして頂く形となりますが必ず更新しますので、楽しみにしていて下さい。夜分遅くに失礼しました。 (2020年1月6日 1時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユトナ | 作成日時：2019年7月18日 12時
