リアルアカウント【男主】4

大炎上祭-22- ページ11

西条「こ、これは…！」

A「いじめられ…オドされ…シカタなく？」

西条「そ、そうだよ！だから俺は」

A「ワルくないとでも？」

西条「…っ」


引き攣った顔で、弁解する言葉を探している。
だけど、動画を見る限り彼も…


A「タノしんでたよね？だってキミ、トるトキ…スコしワラってるじゃん。ホントウはミつかるかもしれないってスリルをタノしんでたんだよね？そうだよね？

ウソはダメだよー？」

西条「違う！俺はそんなこと！」


A「オモってない？ならこれはどういうコトかな？

ネンリョウトウカ」


それは、
どの店の、この時間が、一番店員が少ない…だとか、色んなお店のカメラの死角だとか、どんな店員ならいけるだとか、万引きがしやすいよう表になっていた。

彼の炎上が勢いを増す。


西条「こ、これは…っ」

A「もうイいワケできないねー
キミはシカタなくやっていたようにオモいコみ、ジブンをセイトウカしてきたみたいだけど、ホントウはクズでサイテイなヤツだったんだよ」

西条「うぅ…違う…違うんだ…！」


A「それをキめるのはキミじゃなくて、キミの"イモウト"さんだよ」

西条「っ！」

A「キミのスマホをシラべているトキにミつけたんだけど、キミのサイゴのフォロワー、イモウトさんだよね？
ねーイモウトさーん、ミてるよね？こんなサイッテイなクズでマヌケなおニイさん、ミスてたホウがイいとオモうよ？
もしかしたらタンジョウビとかでキミにプレゼントしたモノだって、トウヒンかもー」

西条「っ…」

A「あれ、ビンゴ？」


トュルルルッ


ボクの手にある彼のスマホから音が鳴る。


A「アハ、キミのイモウトさんからだよ。はい」


ボクは通話ボタンを押し彼に渡す。聴きたくないと拒んだが無理やり渡した。




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漢字を全てカタカナにしてます。
夢主の言葉全てをそれに変えようと思ったんですが、それはそれは見にくくて、「」の中だけにしました。ですが心の中も「」の中と同じテンションです。

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