約束のネバーランド【男主】

32.隊列 ページ33

今日もまた鬼ごっこ。だけどこの前とは違うところがある。それは…

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『チームで鬼ごっこ？』

洗濯物を干しながらの作戦会議。周りに人がいないことを確認しながら、3人の会話にも意識を持っていく。

『ああ、個々での逃走じゃほぼ死ぬ』

レイの直球な言葉にエマは複雑そうな顔をする。

『でも皆の動きは悪くなかった。データは色々手に入れた』

鬼ごっこしながらみんなの動きも見てたなんて流石レイ。

『実際は隊列を組んでチームで逃げる』

『そのための…チームに分けてチームで逃げる鬼ごっこ…』

ノーマンの言葉に納得したように呟くエマ。

『とりあえず今から対立の型10種言うから覚えろ』

『！……耳で？』

『できねぇ？』

そんなレイの煽りに

『楽勝！！』
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と答えたエマ。
それで本当に覚えてしまえるのだから凄いよね。
え？僕？勿論覚えてやりましたよ！頑張りましたよ！
良かったぁ…そういうの好きなオタクで。
型ってなんか…カッコいいよね。


「より本番(・・)に、そしてその後(・・・)の逃走に即した訓練(おにごっこ)に変えていこう。
その上で近く、ドンとギルダを引き入れよう。事情を話して隊列を率いてもらうんだ」

33.大人を封じたい→←31.鬼ごっこ終了

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