君の声が、きけなくても。 (ページ4)

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第2話ページ4

ここは、近くの病院。

あの後、恋ちゃんが、救急車にのっていった。

そこで、ここに来た。

すぐに恋ちゃんの、お母さんが来た。

｢徹君！恋は？｣

あせっていた。子供が事故にあったらこうなるに決まっている。

｢分からないです。すいません。おれ、近くにいて…俺のせいです。すいません。ごめんなさい。｣

この時おれは、泣いていた。

｢そんな泣かないで。恋は徹君を守ってこうなったの？｣

｢はい。｣

｢徹くんは？怪我ない？大丈夫？｣

｢はい。…っごめんなさい。｣

何回もあやまっていた。

恋ちゃんの、兄さんも来た。

事情を、恋ちゃんの、お母さんからきいていた。

泣いてる俺を恋ちゃん家の、長男の律さんが、抱きしめてくれた。

よく、恋ちゃんの、相談をした。

おれが、恋ちゃんを、好きなことを知っていた。

それなのか分からないけど、抱きしめてくれた。

しばらくして、先生が、出てきた。

意識は、とりあえずもどったらしい。

目は、まだ、覚めいてない。

恋ちゃんの、お母さんが、先生とお話している。

おれは、どうしていいか分からなかった。