第7班を支えたい！番外編 (ページ5)

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未来の義姉と下忍期ページ5

任務のない休日、今日も今日とてダラダラと過ごしていたシカマルは、母・ヨシノに怒られて街をブラブラとしていた

(ったくよぉ、母ちゃんめ・・今日はチョウジいねぇんだっての・・)

秋道一家は大食い大会のため総出で居ない、だからといって修行の気分な訳では無い

アカデミーを卒業して、つるむのは専ら猪鹿蝶である2人と担当であるアスマくらい
合同任務なんて滅多にあることでもなく、だからといって休みも合わない

ただ1人、シカマルは暇だった

ふと見覚えのある後ろ姿を見つけた

それはナルトとサスケの姉だと迎えに時々来ていた人

色々と下手くそで、シカマルやチョウジ以外とつるめないナルトと、一匹狼のサスケ

最初は姉だという人を取り合う事に驚きから入った低学年時代
一方的なナルトのライバル視がどことなく緩み、サスケも一匹狼とは言えなくなったアカデミーの高学年
何となくそこにサクラも入っている気がしているが、めんどくさい事には関わりたくないので無視をしていた

その中心人物がそこにいた

「・・・やっぱりナルト達居ないし今日は・・いや、食べなかったらサスケに言われるよね絶対・・」

何故かバレるのよなぁ・・

うーむ、と一人百面相をしているのを何となく見てしまった

なに、してんだこの人・・・

「・・・・シカマルくん、なんか用かな？」
「あ」

んー？と笑うその人はわざとらしくムッとした顔をしてから笑った
というか見すぎかよ俺・・

「いや、すんません、つい・・1人でなんかやってんなって思って」
「・・・凄いねド直球だね・・・いやさぁ、今日ナルト達野外演習だから居ないんだけど、1人だしご飯どーしよっかなぁって思ってさぁ」
「・・・・野外演習？今更？」

もうチームを組んで結構経っている
野外演習は、戦闘はないこそすれ野宿の実習等の初期段階のものだ
それを今？

「そう、今更、カカシさん私が教えてるもんだと思って基本ぶっ飛ばすんだもん、びっくりだよ」
通りで泊まりが1回もなかったわけだと、呆れたように言った

「ふーん・・・」
「シカマルくんはどうしてここに？ゴロゴロしすぎて追い出された？」
「え"っ」
「え？」

あれこれ当てずっぽうかこの人！

少しの沈黙の後、その人が腹を抱えて笑い始めた
「まじでっ！？あははっ！ぽいわー！」
「ちょ！」
「んふふ、ふふ、ふ、お父さんもそうでしょっ」
「・・・はい」
「んふっ、ふふ、ふっ」
「笑いすぎっすよ！」
「ごめっ、ふふっ、ふふはっ！」