木ノ葉丸だぞコレ! ページ6
あれから2日がたった
泣きながらサクラとサスケが作ったご飯を食べ、4人でナルトの卒業祝いをした
ケーキは昼にナルトが寝ている間、サクラは勿論サスケも加わって作り、またナルトは泣きながら嬉しそうに頬張ってくれた
ナルトは正式に額当てを貰い、晴れて下忍となることが出来た
Aは任務を終えて火影室に入ると、顔を顰めている3代目がいた
「3代目様?」
「おお、Aか、丁度いい所に帰ってきたのぉ」
「・・・まさかナルトが何かしました?」
「コレじゃよ」
そう言って書類を差し出した
それはナルトの履歴書
サスケとサクラが手伝ってくれると言っていた物だが・・
「写真っ!」
それは歌舞伎のような顔にしたナルトの顔
「どうにかして撮り直してくれんか」
「はぁ・・すみません、分かりました」
「よろしく頼むでな」
「はい、あ、報告書です」
「おお、ご苦労であった」
「それでは」
一礼して火影室を出る
渡された履歴書を見て少し笑ってしまう
ナルトらしいと言うか、なんというか・・・
「さぁて、ナルトはどこか・・な?」
あれ?このチャクラ・・
ナルトは少年と共に居た
「お前にゃわりーが、俺ってば明日っから一足先に忍者だ!でも、ま!いつか火影の名をかけてお前とは勝負してやんよ・・それまで楽しみにしとけよな、木ノ葉丸!!」
サァ・・と風がなびく中、木ノ葉丸と呼ばれた少年のマフラーがたなびく
「全く・・カッコつけなんだから・・・ナルトー」
「!ねーちゃん!」
履歴書を手にヒラヒラとさせながら木の上から飛び降りる
「だ、誰だコレ!」
「こんにちは、猿飛木ノ葉丸くん?私は月守A」
「俺のねーちゃんだってばよ!」
「兄ちゃんの・・姉ちゃん?」
「そう、よろしくね」
そう笑って屈み頭を撫でた
「ナルトもこんなに小さかったのにねぇ、ま、まだまだ小さいけど」
「ねーちゃん!俺ってばねーちゃん越すくらい大きくなるってばよ!」
背中にドンと乗るナルトにそーだね、とクシャりと撫でた
「ねー・・ちゃん」
「?どうしたの?」
「ナルトの兄ちゃんがな!俺の姉ちゃんは強えんだって言ってたんだなコレ!」
わーお・・
「姉ちゃんって上忍なのか?!」
「そうだよ」
「わはっ!なぁなぁ!任務ってどんな感じなんだコレ!」
216人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ココロ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます!このみいがいでのだなんて好み以外での好きな唯一の作品だなんてとても嬉しいです!返信が遅れて更新も遅れて申し訳ございませんが、こちらの方こそ、今後ともよろしくお願いします! (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます!一気に読み進められるような、なるべく分かりやすく楽しめる作品を目標にしておりますので、そう言っていただけると嬉しいです!今度ともよろしくお願いします! (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 小柴紬さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません!面白かったという事がとても伝わりました(笑)ありがとうございます!今後とも、よろしくお願いします! (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ハント - 普段は原作沿いのものしか好んで読まず、原作沿いでないのは正直あまり好きではないのですがこの作品だけは本当に面白くて、楽しく読ませてもらっています。原作沿いじゃなくて好きな唯一の作品です。これからも応援させてください! (2023年1月1日 22時) (レス) @page20 id: f0e2121179 (このIDを非表示/違反報告)
花 - すごく面白いです!昨日読み始めたばっかりだけど、もう全部読んじゃいました!更新頑張ってください。待ってます! (2022年12月27日 8時) (レス) @page38 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ココロ | 作成日時:2022年8月13日 11時