里外初任務5 ページ29
「死体処理班・・」
「そう、死体を丸で消すかのごとく処理し、その忍者が生きた痕跡を一切消すことが任務、忍者の体はその忍の里で染み付いた忍術の秘密やチャクラの性質、その体に用いた秘薬の成分とか、様々な事がわかるの」
Aはカカシを見て続けた
「例えばカカシさんが持ってる写輪眼のような特異体質の秘密は全て調べられて、下手すれば敵に術ごと奪い取られちゃう危険性がある」
「そんなことできるの！？」
「出来るよ、私たち忍者の死体ってね、あまりにも多くの情報を語る、だから"追い人"は里を捨て逃げた"抜け忍"を抹殺し、その死体を完全に消し去る事で、里の秘密が外部に漏れ出てしまうことをガードするスペシャリストなの」
「・・・音もなく、臭いもない、それが忍者の最後だ」
「じゃああの再不斬も死体バラバラにされて消されちゃうんだ・・なんか怖い・・」
「あー、んー、そーねー」
「・・お前なんか・・ああ、そう言うことね・・」
「んー、そっすねー」
死んでないんだなこれが・・・
「姉さん！それより！その目を俺は聞きたい！」
ずっとうずうずしていたサスケが痺れを切らして迫る
「あー、これね、"攻守眼"っていうの」
「「「攻守眼？」」」
「そう、まだ深くはよく分かってないんだけど、月守家の血継限界よ」
「血継限界って・・確か日向とか、サスケ君のうちは一族の」
「そう、これを聞く前に私の両親は死んじゃったからよく分からないんだけど、白眼に似てはいるけど私は血管が浮きでるわけじゃなくただ白に近い金色になる、身体能力や感知能力の向上があるわ」
「姉さんは・・血継限界の一族だったのか・・」
「そうらしいね、サスケと一緒、けど最初の発動条件はまだ分からないし、他にどんなことが出来るのかもよく分かってないの」
「・・・」
「・・サスケ、焦らなくていいの、私はこの攻守眼が発動し、使い始めててもう6年になる、サスケはまだ里に出るのが初めてで実践も初めてだった、まだやることはいっぱいあるの」
「うん」
まだ納得のいかないのだろう、目を合わせることの無いサスケを抱きしめる
「私も写輪眼のこと、色々調べてるんだよ？だから、ちょっとずつ知っていこう、うちはのこと、ね？」
「・・・わかった」
小さく握り返した手と頷き
それにほっとし、抱きしめる腕を強くした
「うー！ねーちゃん俺も！」
「ちょっとナルト空気読みなさいよ！」
「っ！////」
「おっしゃまとめて抱きしめたらぁ！」
「うんうん、仲良しだねぇ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 216人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ココロ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます！このみいがいでのだなんて好み以外での好きな唯一の作品だなんてとても嬉しいです！返信が遅れて更新も遅れて申し訳ございませんが、こちらの方こそ、今後ともよろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (
レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！一気に読み進められるような、なるべく分かりやすく楽しめる作品を目標にしておりますので、そう言っていただけると嬉しいです！今度ともよろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 小柴紬さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません！面白かったという事がとても伝わりました(笑)ありがとうございます！今後とも、よろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ハント - 普段は原作沿いのものしか好んで読まず、原作沿いでないのは正直あまり好きではないのですがこの作品だけは本当に面白くて、楽しく読ませてもらっています。原作沿いじゃなくて好きな唯一の作品です。これからも応援させてください！ (2023年1月1日 22時) (レス) @page20 id: f0e2121179 (このIDを非表示/違反報告)
花 - すごく面白いです！昨日読み始めたばっかりだけど、もう全部読んじゃいました！更新頑張ってください。待ってます！ (2022年12月27日 8時) (レス) @page38 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ココロ | 作成日時：2022年8月13日 11時
