里外初任務8 ページ32
Aはタズナの家に入り、カカシのそばによる
タズナやツナミ達は家には居ない
「・・・やっぱり寝てないじゃないですか」
「・・・仕方ないでしょ」
「暗部の癖ってのも怖いものですね、ヤキタ先生も最初はそんな感じだったし」
「最初は」
「そ、最初は、私が上忍になってカラモ達もだいぶ強くなってからちゃんと寝てくれるようになったんですよ」
「ふぅん、そうなんだ・・それで?そんな話しに来たんじゃないんでしょ?」
「まぁ、そうですけど・・」
そんなんで回復するのかと思いつつ、これから起こる再不斬と白の事を話した
「なる程ね・・で?Aはどうしたいの?」
「・・・私は、あの二人を、助けたいと思います」
「2人は抜け忍だ、それをわかって言ってる?」
「はい、霧隠れとの交流が薄く、私の立場で再不斬達をどうこうする意見を述べることは出来ませんが、あの二人には、生きていて欲しいと思います」
「・・・わかった、けど、あの二人気持ち次第だ」
「はい、分かってます・・それに、あの二人のおかげで、ナルト達が成長したのも・・事実ですから」
「そう・・」
少しばかり、なんとも言えない空気が流れ、いたたまれなくなり、立ち上がった
「それじゃあ私、ナルト達の所に行きますね」
「ん、よろしくね、タズナさんは」
「大丈夫ですよ、私の影分身がついてます」
「そ、わかった」
「カカシさんは早くチャクラ回復してくださいよ」
「無茶言わんでよ」
「あと1週間ないんですからねー」
「はいはい」
面倒くさそうな返事を背に、家を出た
正直、戦闘がどんなものだったのかはあんまり覚えていない
サスケがハクと主に戦い、ナルトがイナリを救って、カカシさんが再不斬と戦っていたはず
ただ、それは置いておいても、問題はドリガ達だ
急を要する為に一人で来たが、再不斬達のことも見るならばあの二人も連れてくるべきだった
攻守眼が知られているから別に使うのは良いが、あの二人は大分しぶとい
面倒くさいなぁと思いながらため息を尽き、ギャンギャンと騒いでいる3人の元へ向かおうとすると、おい!と幼い声が聞こえた
「?イナリくん、どうしたの?」
「何時までいるつもりだよ!」
「?敵を殺すか捕縛するまで?」
「無理に決まってんだろうが!ガトーは最低な、最悪なやつなんだ!どうせ殺されるのに!」
「あー、うーん」
なんて言うかなぁ・・
ほんとこの子、ナルトがやさぐれたらこうなるみたいな性格してるもんなぁ
頑固だし・・
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ココロ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます!このみいがいでのだなんて好み以外での好きな唯一の作品だなんてとても嬉しいです!返信が遅れて更新も遅れて申し訳ございませんが、こちらの方こそ、今後ともよろしくお願いします! (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます!一気に読み進められるような、なるべく分かりやすく楽しめる作品を目標にしておりますので、そう言っていただけると嬉しいです!今度ともよろしくお願いします! (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 小柴紬さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません!面白かったという事がとても伝わりました(笑)ありがとうございます!今後とも、よろしくお願いします! (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ハント - 普段は原作沿いのものしか好んで読まず、原作沿いでないのは正直あまり好きではないのですがこの作品だけは本当に面白くて、楽しく読ませてもらっています。原作沿いじゃなくて好きな唯一の作品です。これからも応援させてください! (2023年1月1日 22時) (レス) @page20 id: f0e2121179 (このIDを非表示/違反報告)
花 - すごく面白いです!昨日読み始めたばっかりだけど、もう全部読んじゃいました!更新頑張ってください。待ってます! (2022年12月27日 8時) (レス) @page38 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココロ | 作成日時:2022年8月13日 11時