14〜東郷 ページ17
Aside
朝早くに十四松兄ちゃんの素振りにつきあって公園のベンチに腰をおろしたとき
見覚えのある顔が目に飛び込んできた
A「と、東郷！」
東郷は私が物心着いたとき、うちに下宿していた男だ
おそ松兄ちゃんを酷い目に合わせ
私も止めようとして何度かだけ殴られた記憶がある
私はそのまま固まっていると
十四松「Aー。終わったよ？」
十四松兄ちゃんが汗を拭きながら私をのぞきこむ
A「お、終わった？！早く帰ろう！」
十四松「どうしたの？」
A「は、早く！」
私は見つからないように十四松兄ちゃんの手を引っ張って公園を抜けようとしたが
東郷「よう。久しぶり」
見つかってしまった
A「刑務所から脱獄でもしたの？」
私は嫌味丸出しで目を合わせずに言う
東郷「まあそう言わずに」
気味の悪い笑顔を見せつけてくる
もう１回捕まったらいいのに…
東郷「お前だいぶ可愛くなって。その目、誘ってんの？」
あー！気持ち悪い
東郷「後でお前ん家行こうと思ってるんだけどー」
にやつきながら言う
てか何考えてんのよ！
A「十四松兄ちゃん。先帰ってて」
十四松「え、でも」
A「兄ちゃん！お話するだけだから」
十四松兄ちゃんはチラチラとこちらを見ながら走っていった
A「絶対くるなよ」
私は東郷を睨みつける
東郷「なんでー」
A「お前が、お前が兄ちゃんにしたこと覚えてんの？！」
東郷は相変わらず笑っている
東郷「お前が相手してくれたら行かないでやるよ」
まじできもい
でも、家にきたらおそ松兄ちゃんが嫌なことを思い出してしまう
私は考えた末、返事をした
A「わかった」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 90人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
子犬 - 十四松〜自殺止めるなんてマジやばっすねー (2018年7月28日 10時) (
レス) id: 531663a20f (このIDを非表示/違反報告)
莉緒ちゃん(プロフ) - ２弾出してください！お願いしますーっ！ (2018年3月3日 10時) (レス) id: c9270d94bc (このIDを非表示/違反報告)
ユカ - 第２弾お願いします(*^_^*) (2018年2月23日 21時) (携帯から) (レス) id: 115b39e249 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 第２弾出してほしいです！お願いします！！！ (2018年2月23日 19時) (レス) id: 52db04f068 (このIDを非表示/違反報告)
猫音(ねね)(プロフ) - おそ松厨の中１さん» 見つけていただきありがとうございます！早急に手直し致します！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: 4c330b22fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫音 | 作成日時：2017年10月31日 23時
