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「あ、そういえばさグレン」
とグレンと横に並んで帰っている途中ある事を思い出して立ち止まった。そんな私をグレンは不思議そうに覗いてくる。
「グレンのところに面白い子がいるんでしょ！？」
「あ？面白いやつ？…あー、あいつか」
「やっぱり見覚えあるんだ！えーっと確か名前はー」
「百夜優一郎」
「あ！そう！そんな名前！ってゆゆゆ優ちゃん！？面白い子って優ちゃんなの！！？」
「へぇー覚えてるんだな」
「当たり前じゃん！グレンとあんなに剣の基礎とか教えて可愛がってたし！」
そっかあの優ちゃんがもうとっくに大きくなってるんだよなあ。そう優ちゃんに初めて会ったあの時は今になっても覚えている。
「これが言っていた優だ」とグレンに優ちゃんを紹介された時はそれはもう可愛くて抱きついたよね。抱きつかれた優ちゃんは頬を染めて子供らしい反応してたっけな。今思い出しても優ちゃんは可愛いよなあ。
と思い出に漬け込んでいると周りの軍兵達が慌ただしく行動しているのが目に入った
「騒がしいな。何かトラブルでもあったか？」
だとしたらこちら側に情報を伝えるのが何かの事情で遅れているのだろう。その証拠に外にいた何人かが何かのトラブルを嗅ぎつけてこちら側にその情報を流している
「ねえそこの君。この騒ぎようなにがあったか教えてくれない？」
「え！あ、A様…！えと、生体実験の施設から吸血鬼が１匹第一渋谷高校に逃げ出したと情報が出回っているんですが……」
そう、その情報が半信半疑なんだよね。でもその情報が本当なら、もうその放送は流れてもいい頃合なはず。すると思っていた通りアナウンスが流れ始めその内容は先程話を聞いた彼と全く同じ内容だったのだ。
「第一渋谷高校、優が行ってる高校だな」
「え！優ちゃんが！？グレン！私先に行くからね！！」
「は！？おいA！ってもう居ねえのかよ……」
優ちゃんに何かあったら大変！
一人残されたグレンは、アナウンスに流れ出したグレン隊の出動命令を聞いてから、Aの跡を追うように第一渋谷高校に向かっていった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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ミルクティー(プロフ) - この作品がとても面白くて次の小説を読みたいのですがパスワードを教えていただけますか？ (2022年6月23日 16時) (
レス) id: 1ac3cc10b0 (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろいです！パスワード教えて頂きたいです！ (2019年10月26日 11時) (レス) id: c8b462bc3b (このIDを非表示/違反報告)
美華(プロフ) - めっちゃ面白いです！！パスワードを教えて下さい (2019年1月1日 14時) (レス) id: 6d99a75fae (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - よかったです！パスワード教えて貰いたいです！ (2018年9月16日 17時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
Mika - この続編を見たいのですがパスワードがあって見れないのでパスワードを教えて貰ってもいいですか (2018年9月10日 21時) (レス) id: a8c7d594fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2016年1月11日 1時
