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そして、いざ鬼呪装備試験に行こうと意気込んだ矢先に与一くんに対しての問題が上がった。
与一君は今のままだと鬼に負けるから試験はやめておいた方がいいと。
鬼は弱い人間を嫌う。だから与一くんは鬼に取り憑かれかもしれない。
だけどきっと与一くんは…
「グレン中佐！！僕やります！！もっと強い力が欲しいから！！もう大切な人を失わないですむだけの力が欲しいから！！」
やっぱり挑戦するだろうなぁ。
「よーしならさっさと行くか」
グレンはそんな与一くんに満足そうに言った。
きっとこの展開はグレンの思惑通りなんだろうね。
.
「なぁA」
「ん、どうしたの優ちゃん？」
黒鬼シリーズの部屋に行く途中なにやら優ちゃんが喋りかけてきた。
「Aってもう鬼呪装備持ってるよな」
「持ってるよ」
「それは黒鬼か？」
「そう二人とも黒鬼」
「え！？二人もいんのか鬼！」
「通常は不可能に近いんだけど…って部屋に着いちゃったからまた今度話するね」
と、どうやら目的地に着いたので大きな像ばかり建ててある部屋にへと足を踏み入れた。
そして辺りを一周見渡した優ちゃんがこの光景を不気味に思ったのか言った。
「なんだここは……」
「お前が欲しがってた最上位の鬼神を封入した武器が集まっている部屋だよ」
「最上位の……鬼…………じゃあこれがありゃ吸血鬼狩れんのか」
「そりゃおまえの実力次第だな」
それから一通り試験への説明を話それが終わると優ちゃんはやけに楽しそうに笑った。
「ははいいねぇ。俺はずっとこういうのを待ってたんだよ。馬鹿グレンがぬるぬる学校なんか行かせやがって………。力を手に入れて家族を＿＿ミカを殺した吸血鬼どもを皆殺しにする！俺はそのためだけに生きてんだ」
復讐のためだけに生きてる…か。
「抜けそしたら始まる」
「……わかったじゃあやるぞ。俺に力をよこせよクソ鬼が！！」
優ちゃんが選んだ武器は刀で、その刀を抜くとバタンっと優ちゃんが倒れた。
そして与一くん、君月くんもそれぞれ武器を手に取り試験が始まったようだ。
「さぁどうなるかな」
「Aちゃん楽しそうですね」
「うん、だって私ずっとこの日を待ち浴びてたから、優ちゃんが鬼を手にする時を」
そう、それはきっとグレンも同じはず。
優ちゃんに限ってじゃなく与一くんも君月くんもだけどね。
三人とも優秀だから大丈夫と思うけど無事に鬼に勝てるといいね。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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すし
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ミルクティー(プロフ) - この作品がとても面白くて次の小説を読みたいのですがパスワードを教えていただけますか？ (2022年6月23日 16時) (
レス) id: 1ac3cc10b0 (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろいです！パスワード教えて頂きたいです！ (2019年10月26日 11時) (レス) id: c8b462bc3b (このIDを非表示/違反報告)
美華(プロフ) - めっちゃ面白いです！！パスワードを教えて下さい (2019年1月1日 14時) (レス) id: 6d99a75fae (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - よかったです！パスワード教えて貰いたいです！ (2018年9月16日 17時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
Mika - この続編を見たいのですがパスワードがあって見れないのでパスワードを教えて貰ってもいいですか (2018年9月10日 21時) (レス) id: a8c7d594fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2016年1月11日 1時
