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「オラァ！！」
なんて声を上げながら殴り合いをしている二人。それに私は仕方なく止めに入りに行く
「優ちゃんも君月くんも喧嘩はしちゃダメだよ」
「A俺はこいつをもう一発殴ったらやめる」
「ああ！？なんだと！」
「あ、ちょっと二人とも喧嘩は…」
「あーやかましい！！！」
ゴッ！！！！！！！
横から入ってきたグレンが手加減なしに二人を蹴り飛ばした。その二人はグレンの蹴りが相当きいたのか倒れたまま動かなくなってしまった。
「もう、グレンたらもうちょっと手加減があってもいいでしょ！」
「Aは優に甘すぎだ」
「グレンが厳しいだけだよ！」
「お前は昔から優だけには甘いんだよ自覚をもて」
「グレンは厳しすぎるだけ！」
グレンと私の口論が始まってしまった。この内容の口論は昔からずっとしていることで今になっても解決には至らない。
「お二人共夫婦喧嘩はやめてください〜」
シノアが楽しげに言い放った。
「でも厳しく優さんに教育するグレン中佐と優しく教育するAちゃんのお2人はそれはそれで良い感じに飴と鞭で教育できてると思いますよ？だから別に甘くても厳しくてもいいじゃないですか」
と、大人なシノアの意見に確かにっと納得してしまう。
「まるで優さんはグレン中佐とAちゃんの子供のようですね」
「優ちゃんは私の大好きな家族の1人だからね！」
「それは手に取るように分かります。大事にされてますね優さんは」
そういったシノアの顔は少し寂しげで私はそんなシノアに違和感を覚えたまま
「シノアも私の大事な家族の一人で可愛い妹みたいな存在だよ、ていうか同じ柊だし！」
と、笑ってシノアに告げた。
「あ…」
それを聞いたシノアは「ありがとうございます」と可愛らしく微笑んだ。本当にシノアは可愛いなあ。
「まあここらで、お前ら久しぶりに授業始めんぞ〜」
と、授業をついに始めるらしいが
このクラス最悪だ！！
なんてグレンの掛け声と同時にクラス全員はそんなことを心の中で叫んだだろう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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ミルクティー(プロフ) - この作品がとても面白くて次の小説を読みたいのですがパスワードを教えていただけますか？ (2022年6月23日 16時) (
レス) id: 1ac3cc10b0 (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごくおもしろいです！パスワード教えて頂きたいです！ (2019年10月26日 11時) (レス) id: c8b462bc3b (このIDを非表示/違反報告)
美華(プロフ) - めっちゃ面白いです！！パスワードを教えて下さい (2019年1月1日 14時) (レス) id: 6d99a75fae (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - よかったです！パスワード教えて貰いたいです！ (2018年9月16日 17時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
Mika - この続編を見たいのですがパスワードがあって見れないのでパスワードを教えて貰ってもいいですか (2018年9月10日 21時) (レス) id: a8c7d594fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2016年1月11日 1時
