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緑「よーい！！！」
パンｯｯｯ！！！！
神山先生が発した合図とともに思い切って飛び出す
夢中になって体を動かす。
テニスボール運びで運がよく1回も落とさずに走れ、何人かを抜かすことが出来た。
そしてゴール手前
いけるかも！と思い残りの力を出し、今まで出したことの無いスピードをだす。
必死になって1人抜かす
そのまま自分の体が白はテープを切った。
え、うそ......
息が整わず、頭も回ってない。
体育委員に連れてかれ、順位の旗の前に並ぶ
旗の数字を見て、やっと状況がわかってきた。
1位...わたしが...
信じがたくてクラスのブースの方を見る
すごく盛りあがっている。
特に望と早苗と果歩は遠くから見ても興奮していることがわかる。
その姿を見てやっと実感が湧いてきた。
と同時に喜びと興奮でソワソワしてきた。
障害物競走の全レースが終わり、クラスの元へ戻る。
早苗・果歩「「Aーーー！！！」」
ぎゅっ
2人から同時に抱きつかれ、頭をわしゃわしゃされる
「ちょ、ボサボサになるって！」
早苗「いいの！すごいじゃん！おめでと！」
果歩「よく頑張ったね！」
2人に言われ、目の奥が熱くなるのを止められない
「＿＿＿＿＿＿．．．．っ(涙)」
果歩「えっ？ちょっと泣いてる？！」
早苗「もー！こっちまで泣いちゃうじゃん！」
そういう2人も涙声になっていく
3人で抱き合いながら泣く姿は周りから見たら変かもしれないが、自分にとっては間違いなく大事な青春の1ページになっただろう。
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作者名：ko.ko. | 作成日時：2022年8月22日 18時
