3・頂 ページ4
「スタート」その声の合図で走りながら黒豹になる
『(……やっぱ懐かしいな)』
黒豹の姿で駆け出して、ロボを踏みつける
開始してからずっと俺を見てきてるカメラはレンズをギラギラさせている
これはカメラに猛アピールのチャンス……！
『ガァァアア！』
見てなよプレゼントマイク！
俺、ヒーローになるために個性の制御頑張ったんだから！
そんな気持ちを持ってまた強く駆け出す。
近寄ってくるのはちっちゃい小物ばかりで、ポイントもたしか低いロボばっか
『ｸﾞﾙﾙﾙ！(これじゃ足りない！)』
回りには数体のロボ。こいつらを全部踏み潰して、噛みついてやる。
多分これで30〜40ポイントは手に入るはず…
でもまだ足りない！
ロボに噛みつきながら頭を回転させ、ロボの首を引きちぎる
また走って、走ってロボを片付ける
それを繰り返して数分、試験会場に地鳴りが響いた。噛みついていたロボを踏みつけ、上を見る。
そこにはとってもでかいロボがいた
あれ……たしかポイントないやつだっけ？
まぁそんなの関係ない。あれ壊してまたロボ狩れば良いだけ
思考をまとめて逃げ出す受験者の間を駆け出す。でっかいロボの真下につき、勢いよく足の部分を走って股関節部分？の所にある隙間に入る
中を走りながら中の線や支えてある鉄骨などを壊してく。しばらく続けて数分
『(ロボの動きが止まった)』
無我夢中で走っていて、いつの間にか一番上まで来ていたようだ…
天井に穴を開けて個性を解き、ズボンを履いて
頂上に、出た。
『ふぅー…』
俺すっごい頑張ったぁー！
ロボの上から下を見る。壊れた建物や、呆然とこっちを見る受験生たちに、愉快な気分で笑う
『てっぺんの風は気持ちいや』
駆けているときの風には敵わないけどね
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沙夜 - うん、いいね。ごちそうさまです◎∀◎作者様のペースで更新頑張って下さい^^ (2018年10月18日 20時) (
レス) id: d368da7762 (このIDを非表示/違反報告)
雲針鼠 - オールマイトは俺じゃなく私だから… (2018年4月10日 23時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2018年2月28日 7時
