2・受験 ページ3
「気持ち良さそうに走るな、あの受験生」
モニター越しに、颯爽と走る黒豹はまるで、サバンナで獲物を狩るようにロボットを倒している
プレゼントマイクのスタート開始から迷わずに駆け出した黒い物体は目立ち、教師陣の注目を大いに集めていた。
そんな中、モニターを見ていたプレゼントマイクは見覚えのある動物に首を傾げていた
「……ありゃぁあ？？」
「不審なとこでもあったか」
「……マジかよ！！この受験生、あん時のワンパクボーイじゃねぇーか！！」
「？」
「アンビリーバボーーー！！」と声を上げてプレゼントマイクは動物が映っているモニターに釘付けになった
……ワンパクボーイ？？
「お前の知り合いかよ……」
溜め息を一つ、大きくする
まったく、モニターに張り付くなよアホが…
「それじゃあ、投入しちゃおっか！」
校長によって投入された0Pに逃げ出した受験生たち。巨大なロボットってことで逃げるのが妥当……だが、ここでヒーローになれるかの本質が見えてくる
「！」
逃げ惑う受験生たちの間をすり抜けて出てきたのは黒い物体
勢いよくロボットの表面を駆け出し、ロボットの間接部……隙間に入り込んだ
「(中に入って中から壊すか…)」
投入してからわずか数分、ロボットは行動停止。そして中から出てきたのは黒い物体ではなく……
『ふぅー…』
上半身裸の受験生だった
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沙夜 - うん、いいね。ごちそうさまです◎∀◎作者様のペースで更新頑張って下さい^^ (2018年10月18日 20時) (
レス) id: d368da7762 (このIDを非表示/違反報告)
雲針鼠 - オールマイトは俺じゃなく私だから… (2018年4月10日 23時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2018年2月28日 7時
