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1・原点 ページ1
小さい頃、自分の個性を上手く操れないで癇癪を起こし、公園で暴走したときがあった。
俺の個性は黒豹
そのときは幸いにもパトロールをしていたヒーローに気絶させられて大きな問題は起こさないですんだ。
起きたときはベッドの上で、ボンヤリと天井を見ていた気がする。
目を覚ましたことに気づいたヒーローは、ゆっくり俺を刺激しないように近づき、穏やかな顔で俺の頭に手を乗せて、こう言った
「HEYワンパクボーイ、お前の個性、coolだな」
ヒーローにそう言われた瞬間、子供だった俺はワーワーおもいっきり泣いた
いきなり子供が泣し出したにも関わらず、ヒーローは落ち着いていて、俺を抱きしめ、頭をずっと撫でていてくれた。
個性が出現してから初めて、自分の個性が好きになれた瞬間だった
「オイオイ、あんまり泣いちまってると目ん玉がポンッとjumpするぜ？」
『……と』
「？なんだって？」
暴走を止めてもらえた
慰めてくれた
頭を撫でてくれた
抱きしめてくれた
個性を好きにしてもらえた……
『ありがと、ヒーロー』
ヒーローに、なりたいと思わせてくれた…
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沙夜 - うん、いいね。ごちそうさまです◎∀◎作者様のペースで更新頑張って下さい^^ (2018年10月18日 20時) (
レス) id: d368da7762 (このIDを非表示/違反報告)
雲針鼠 - オールマイトは俺じゃなく私だから… (2018年4月10日 23時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2018年2月28日 7時
