検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:1,134 hit

#7 冷静になれば ページ7

『ん……』


あれ、私大雅の腕で寝てる……

そういえば……寝る前、大雅に抱きしめられて……

やばい、熱が上がってきた。



「ん、おはよ。A」


『おはよ、あ、あの寝る前はごめんね?/』



大雅の顔がじわじわ赤くなる



「大丈夫、/あ、体調はどう?」


『少し良くなったよ、まだ夜ご飯食べてないでしょ?食べてきていいよ』



少し悩むと



「Aを1人にしたくないから……ここで食べようかな」


『大雅…大丈夫だよ!もう立てるくらいになったし』


「ほんと?じゃあご飯持ってくるからなんかあったらすぐ呼んでね?」



……視線を感じる


『何、お兄ちゃん』


「ツキアッテルノ」


『付き合ってない』



そう……と言って帰って行った。


もし付き合っていたら私はどうなっていたのか。

……嫌、考えるのはやめよう。



『あー、おいし…』



さすがにお皿下げるのは自分でやろう




『ごちそうさま』


「A!大丈夫なの?」



あっつ!熱の私より体温高いんじゃないかってくらい暑い



『大丈夫だから。離れて欲しいなぁ!』


「Aお風呂入れそう?」



お風呂はきついかも……



「じゃあタオルで拭くだけにする?背中だけ拭くよ」


『そうしよっかな』


「俺がやろっか??大雅ばっかにやらせてるし!!!」



こやつ……


『大丈夫、大雅にお願いするから!』







『あー……ひんやりしててきもちい……』


「よかった、/」



心臓どくどくしてるのバレてないかな。


そう思うとさらに心拍数が上がる




「A、心臓どくどくしてるね」


『っ!熱だからかな?』





「悪化しちゃった?」




耳元で囁くのはやばいっ……


いつもは照れてばっかの大雅もこういう時はすぐ男の顔をする。

あー…好きが募ってく




「前は拭かなくて大丈夫?」


『結構です!!』


「はいはい(笑)じゃあ俺はもう戻るね」



たまに変態なんだよなー……(笑)


全身を拭けたし、早く寝よ。



『おやすみー』


「あ、おやすみ!明日の朝ごはんは俺が作っとくから、ゆっくりしててね」


『ありがとぉ……ほんとに助かってる』


思わず勢いでハグをしてしまった。

私の悪いところだ……


「いいのいいの。また心拍数あがっちゃうよ?早く寝な?」


ニヤリと笑って頭を撫でる。


『ドS……!/』





『んー……』


朝起きると頭痛もほぼ無くなり治っていた

あれ?


「頭痛い……」


あ、お兄ちゃん……(笑)

#8 ふたりだけ→←#6 風邪



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:ポッキー , みやゆう , 実況者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:とっぽ | 作成日時:2018年9月18日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。