#4 学校 ページ4
転校生の紹介も終わり、1時間目の準備。
「おっはよー!A!あれ……?彼氏出来たの?」
今日も朝から飛ばしてるなー、
やっぱり恋人に見えるんだ……変な噂流されないように気をつけなきゃ。
『おはよ!恋人じゃなくて……んー、なんて言えばいいんだろ、居候みたいな?』
「えぇ!?!?!じゃあ一緒に暮らしてるの?」
にやにやするな!!
『まぁ、そうだけど恋人じゃないからね!あ、あんまり周りに言いふらさないでね。先生達しか知らないし』
「もちろん!」
こう見えて常識はあるし、頼れる存在だから言っても大丈夫だよね
むむ、人見知りな大雅はさっそく奏葉と距離を置いている。
『ほら、自己紹介して』
「あ、北川大雅です。よ、よろしくお願いします」
「うん!よろしくね!私の事は奏葉とか、かなちゃんとかー……」
奏葉は1人でしゃべり続ける癖がある。
「あ、ごめん。またやっちゃった!」
まぁ……可愛いからいいんだけどさ……
・
『あ、今日部活いけないから……ごめんね!』
「うん!わかったー!じゃあねー!」
今日はお兄ちゃんから毟りとったお金で大雅の部屋の家具を買います!(ニッコリ)
『大雅は部活何にするの?』
「うー……卓球にしようかな。前の学校もそうだったし」
『へー!意外!』
有名な家具屋さん、ニ〇リで家具をじっくり見回す
「落ち着いたものがいいなー」
1時間くらいで全部の家具が決まり、お兄ちゃんに迎えに来てもらうのを待っている
『あ!来た』
「おまたせー!さ、乗って乗って」
もう冷え込んできたし、今日はお鍋にしようかな……
・
ご飯も食べ終わって家具設置!
何気にこの時間が結構楽しい
『よーし!!!』
「結構いい感じになったね!」
「いいなー。俺も新品の家具で生活したい」
ちょっと共感しちゃた
『よかったね、大雅!』
「うん、Aとみやさん手伝ってくれてありがとう。」
あぁ、私は大雅の笑顔に弱いんだなぁ……
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作者名:とっぽ | 作成日時:2018年9月18日 22時